延期続く『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』アナ・デ・アルマス、ボンドについて「本当に長い間、話してきた気がします」

『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の世界公開が2020年から2021年に延期された。本作に出演するアナ・デ・アルマスは、情勢を鑑みた度重なる延期を振り返りながら、「ボンドについて本当に長い間、話してきた気がします!」と率直な思いを明かした。ちなみに、彼女が初めて本作に関するインタビューを受けたのは、2019年4月頃だったのだという……。
米Flauntのインタビューに登場したアナ・デ・アルマスは、「ようやく映画館が再開し始めて、世界中の観客が本作を観る事が出来ます。その瞬間を楽しみにしていますし、心から願っていますよ」と続けている。しかし、同記事が公開されたのは2020年10月1日(現地時間)であり、今回の延期が発表される以前の出来事だ。彼女の願いは残念ながら今すぐには叶わなさそうだ。
また、アナ・デ・アルマスは本作が無事に公開された場合にも、「共演者達と直接会って、一緒に祝福する事が出来るのかは正直のところ分かりません」と胸の内を明かしている。「ダニエル(・クレイグ)の最後の作品になるので、非常に重要な事です。全員にとってエモーショナルな事でもありますからね」。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、シリーズ21作目『007/カジノ・ロワイヤル』(2006)からジェームズ・ボンド役を演じてきたダニエル・クレイグにとって最後のボンド映画。脚本・監督は『ビースト・オブ・ノー・ネーション』(2015)、ドラマ「トゥルー・ディテクティブ」のキャリー・ジョージ・フクナガが務め、主題歌にはビリー・アイリッシュがシリーズ史上最年少で起用された。
出演者にはダニエル・クレイグをはじめ、『007 スペクター』(2015)からマドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、エルンスト・スタヴロ・ブロフェルド役のクリストフ・ヴァルツ、『007 慰めの報酬』(2008)からフェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが復帰。M役のレイフ・ファインズ、Q役のベン・ウィショー、マネーペニー役のナオミ・ハリスも続投。新キャストとして、“シリーズ最凶の悪役”サフィン役のラミ・マレック、「00」エージェント・ノミ役のラシャーナ・リンチ、パロマ役のアナ・デ・アルマスらが登場する。
映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、2021年公開予定。
Source:Flaunt , ComicBook.com