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『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』キャスト&制作陣のインタビューまとめ ─ ダニエル・クレイグ完結作への思いとシリーズの今後

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
© 2021 DANJAQ, LLC AND MGM. ALL RIGHTS RESERVED.

『007』シリーズ最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、21世紀における新たなジェームズ・ボンド像を築き上げたダニエル・クレイグを送り出す特別な1作となった。監督の降板や、ダニエルの怪我による撮影一時中断など、いくつものトラブルを経てようやく完成した本作には、ファンだけでなく制作陣&キャストも目頭を押さえたことだろう。

THE RIVERでは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を手がけたプロデューサーや監督、共演者としてダニエルの卒業を見届けたキャスト、そして作曲を担当したハンス・ジマーら、作品に携わった豪華な顔ぶれへのインタビューを実施した。公開から数週間が経過した今、彼らの取材記事を改めて読み返してみると「なるほど」と思わされる内容がたくさんある。

本記事では、全9名のインタビュー記事を一挙にまとめた。作品への理解を深める一助としてご活用いただきたい。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』取材記事一覧

パロマ役アナ・デ・アルマス

キューバでジェームズ・ボンドと共にミッションに挑むCIAエージェント、パロマを演じたアナ・デ・アルマスのインタビュー。作品のテーマから『007』シリーズの今後まで、持論を語っている。

Q課長役ベン・ウィショー

シリーズの伝説的なキャラクターであるQを『007 スカイフォール』(2012)から演じてきたベン・ウィショーのインタビュー。本作で見られるQの進化やボンドとの複雑な関係性などについて語っている。

2度目の登場マドレーヌ役レア・セドゥ

『007 スペクター』(2015)に続き、2度目の登場となったマドレーヌを演じたレア・セドゥの単独インタビュー。物語とボンド、両方にとっての最重要人物と言えるマドレーヌは、前作からいかに変化したのか。シリーズにおける男女の平等といった議論を含め、セドゥが幅広く解説してくれている。

ベテランプロデューサー2人、ダニエルとの別れ

映画『007』シリーズ生みの親アルバート・“カビー”・ブロッコリの実娘にして、5代目ピアース・ブロスナンから『007』シリーズのプロデューサーを務めてきたバーバラ・ブロッコリと、バーバラと共にプロデューサー・脚本家として先人の遺志を継いできたマイケル・G・ウィルソンの単独インタビュー。ダニエル・クレイグから受け継がれるこれからの『007』についての意見を交えながら、率直な気持ちを明かしている。

キャリー・フクナガ監督

日系監督としても知られるキャリー・フクナガ監督のインタビュー。シリーズ初のアメリカ人監督としても話題となったフクナガ監督の作家性をうかがえる内容になっている。

名匠ハンス・ジマー

『パイレーツ・オブ・カビリアン』シリーズや『ダークナイト』3部作、『インセプション』(2010)『インターステラー』(2015)など、これまでに生み出してきた名曲は数知れず。現代を代表する作曲家、ハンス・ジマーの単独インタビュー。『007』シリーズでの試みを熱い思いと共に語っている。

アストンマーティン社員が語るボンドカー誕生秘話

『007』シリーズに必要不可欠であるボンドカーの製作を『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で率いたアストンマーティン社のシニア・プログラム・マネージャー、ベン・ストロング氏とのインタビュー。普段はファンの耳には届くことはないであろう貴重かつマニアックな話の数々を聞かせてくれた。

ダニエルのスタントドライバーの撮影秘話

ダニエル・クレイグのスタントドライバーを担当したマーク・ヒギンズ氏とのインタビュー。『007』シリーズ第2作『007 慰めの報酬』(2008)よりスタントドライバーとしてのキャリアを開始したヒギンズ氏が語る、過酷な挑戦やダニエルとの最後の仕事のウラ側を覗いてみてほしい。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は公開中。

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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