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『トランスフォーマー』新作映画が2本進行中、うち1作は『ビーストウォーズ』か

バンブルビー
(c) 2018, 2019 Paramount Pictures. Hasbro, Transformers and all related characters are trademarks of Hasbro. (c) 2019 Hasbro. All Rights Reserved.

大人気シリーズ『トランスフォーマー』より、2つの新しい映画企画が伝えられている。米The Hollywood Reporterなどが報じた。

米パラマウントとハズブロは、新たに2名の脚本家を起用。1人は『ゾディアック』(2007)や『アメイジング・スパイダーマン』2作(2012,2014)、『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』(2016)を執筆したジェームズ・ヴァンダービルトで、もう1人は『キング・アーサー』(2017)脚本や『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)製作のジョビー・ハロルド。ジェームズとジョビーは、それぞれ独自の脚本を同時並行で書き進めているという。

Deadlineが掴んだところによると、このうちジェームズが手掛けている企画は『ビーストウォーズ』を原案としているという。『ビーストウォーズ』とは、日本では「ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー」のタイトルで1997年から1998年にかけてテレビ放映され、続編「ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー」(1999-2000)「超生命体トランスフォーマー ビーストウォーズリターンズ」(2004-2005)も放映されたシリーズ。正義のサイバトロン側は動物に、悪のデストロン側は恐竜や昆虫に変形する。

なおTHE RIVERでは、『トランスフォーマー』映画シリーズ全作プロデューサーのロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラが『バンブルビー』のため来日していた際(2019年3月)、既に「2作分の脚本が進行中」との情報を聞き出していた。ここでロレンツォは、ハズブロ社に『ビーストウォーズ』映画化の意向があること、および『バンブルビー』の続編としてバンブルビーとオプティマス・プライムのバディ映画を構想しているとの予定を告白している。

Colliderからの新情報によれば、2企画のうち1つは『バンブルビー』(2018)ユニバースに属しており、もう一方は新キャラクターと共にシリーズ刷新を強調する物語になるという。もしも『バンブルビー』当時の構想のまま企画が進められていたのだとしたら、“『バンブルビー』ユニバースに属した作品”とはバンブルビーとオプティマスによるバディ映画となり、“新キャラクターによる刷新作”が『ビーストウォーズ』を指すと考えられそうだ。

もっとも、THE RIVERのインタビュー当時ロレンツォは「これから変わる可能性もあります」「予定は未定というところが、この仕事の面白いところ」と断っていたこともあり、今後企画がどのような形にトランスフォームしていくかは分からない。全オートボットに告ぐ。続報を待て!

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Source:THR,Deadline,Collider

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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