2017年は“洋画ファン黄金時代”!劇場公開ラインナップが凄すぎて、全部観るまで絶対死ねない件
いよいよ2016年も終わり。皆さんにとって、今年はどんな一年でしたか?
日本で劇場公開された映画にかぎっていえば、今年は特に邦画の元気が良かった印象ですね。逆に洋画は下半期、ちょっと大人しかった気がします。筆者は東京郊外のシネコンでよく映画を観るのですが、観たい洋画の公開規模が小さいために上映されないことも多々あり、「『君の名は。』いつまでやってんだよ!」なんて舌打ちをしたことも少なくありません。心を揺さぶるようなソフトストーリーの小品もいいですが、週刊少年ジャンプ脳の筆者にとっては、やっぱり「宇宙船ドーン!爆発バカーン!アクションひゃっほーい!」みたいなのこそが映画だと思ってしまってるんで、精神の均衡を保つためにも、定期的にそういうジャンル映画、プログラムピクチャー的なものを摂取させて頂きたいわけです。
そんなわけで、「来年はどんな感じかなー」なんつって、2017年に日本で劇場公開される映画のラインナップを調べてみると、これが素晴らしい。ほぼ全ての月に楽しみな映画があるスケジュールなのです。全ては網羅できませんが、代表的なおすすめ映画を順番にご紹介させていただきます。
1月公開予定作品
『ドクター・ストレンジ』(1月27日公開)

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の14作目。欧米をはじめ世界中で大ヒットを記録し、鳴り物入りでついに日本上陸してきます。まあ、説明は不要でしょう! 怒涛の2017年、開幕にふさわしい一作といえるのではないでしょうか。
『マグニフィセント・セブン』(1月27日公開)

こちらも非常に評判のよろしい、『荒野の七人』のリメイク作品。デンゼル・ワシントン、クリス・プラット、イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオとくりゃあ、見逃すわけにはいかんでしょう。
ほかにも1月は、ニコラス・ウィンディング・レフン監督の新作『ネオン・デーモン』(1月13日公開)やら、“バットマン”ベン・アフレックと“パニッシャー”ジョン・バーンサルが激突する『ザ・コンサルタント』(1月27日公開)やら、オリバー・ストーン監督とジョセフ・ゴードン=レヴィットがタッグを組んだ『スノーデン』(1月27日公開)やら、なんだおい、ちょっとは2016年末に回せなかったのかい?ってくらいの注目作が目白押し。非常に幸先の良いスタートなわけです。
2月公開予定作品
『グリーン・ルーム』(2月11日公開)

今年、27歳の若さで急逝したアントン・イェルチン主演のシチュエーション・スリラー。こちらも非常に評価が高い作品です。極貧パンクバンドがやっとのことで出演できたライヴハウスは、極悪ネオナチ集団の根城だった! 殺人を目撃してしまい、命を狙われる主人公たちは、知恵とパンクス魂で絶体絶命のピンチから脱出できるのか!? ポスターなどのアートワークも素晴らしい一作です。
『ナイスガイズ!』(2月17日公開)

やったー、やっと観れる! バディムービーの巨匠、シェーン・ブラック監督の最新作は、冴えない探偵(ライアン・ゴズリング)と乱暴者の示談屋(ラッセル・クロウ)による、70年代のLAを舞台にしたクライム・アクション・エンターテインメントです。行方不明の少女を探すだけの簡単なミッション……のはずが、行く手に立ちふさがるのは殺し屋集団! 二人は生きて帰れるのか? 『48時間』『ミッドナイト・ラン』『ラスト・ボーイスカウト』などの流れを汲む、個人的には2017年で一番の注目作です。
3月公開予定作品
『アサシン・クリード』(3月3日公開)

人気アクションゲームの実写化作品。マイケル・ファスベンダー扮する現代に生きる主人公が、遺伝子の記憶を辿って、ルネサンス期のスペインを舞台に、テンプル騎士団と戦う伝説のアサシンとして、歴史の陰に隠された謎に挑む……。こんなに短いセンテンスじゃ説明できませんが、あれです、ちょっと『君の名は。』っぽい感じです。
4月公開予定作品
『ゴースト・イン・ザ・シェル』(4月7日公開)

あの『攻殻機動隊』がついに実写化です。どうなんでしょう? 予告編を見る限り、押井守監督によるアニメ版を強く意識して製作されているようです。日本人としてはちょっと心配ですが、もちろん観ないで批判はできませんし、もしかしたら大傑作ということも充分ありえる作品です。
『ワイルド・スピード ICE BREAK』(4月28日公開)

「まだやるんかい」と思うなかれ。確かにポール・ウォーカーの死を受けての前作『SKY MISSION』は、これ以上ないくらい綺麗なラストでしたが、シリーズ8作目となる今作で監督を務めるのは、記憶に新しいNWA伝記映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』のF・ゲイリー・グレイ。これまでにないカルチャー要素をシリーズに盛り込んでくることに疑いなく、シリーズのリブートとしても見逃せない一作になるはずです。ちなみに予告編では潜水艦と戦ってました。
5月公開予定作品
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(5月12日公開)

なんだよリミックスって、「特別篇」じゃないんだからさ。『Vol.2』と『リミックス』じゃ意味が違いすぎるよ、『3』あったらどうすんの? でも、なんていうか、全米公開とほぼ同時期に公開してくれて、ほんとにありがとう。これ待たされたら命に係わるところでした。言うまでもなく内容には超期待です。
6月公開予定作品
『ローガン(原題)』(6月公開予定)

おなじみ『X-MEN』シリーズより、ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンの最終作。ヒーリング・ファクターを失ったウルヴァリン最後の戦い。ありがとう、そしてさようなら。
7月公開予定作品
『パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊』(7月1日公開)

ジョニー・デップがジャック・スパロウを演じる『パイレーツ・オブ・カリビアン』、6年ぶりのシリーズ第5弾です。前の話がどこで終わったのか、もはやよく覚えていませんが、今作には出演しただけで映画の迫力を二段階上げる男、バビエル・“『ノーカントリー』”・バルデムがヴィランとして登場。あの顔面力をぜひ劇場で!
『パワーレンジャー』(7月15日公開)

日本の「スーパー戦隊」が元ネタの、ヒーロー・アクション・ムービー。THE RIVER編集長、激プッシュの一作です。「ティーンたちのダークナイト」ともいわれているだけに、もはや子供向けと侮るなかれ。乗り遅れたらきっと後悔しますよ!
8月公開予定作品
『スパイダーマン ホームカミング』(8月11日公開)

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場した新スパイダーマン(トム・ホランド)、初めての単独作品です。今回のヴィランはヴァルチャーとショッカー、まだ登場するという話もありますよね。ミステリオとかホフゴブリンあたりでしょうか? ともあれ、まさかのMCU入り(16作目)、今回こそ息の長いシリーズになることを期待します。
そのほか夏公開予定作品
『ワンダーウーマン』(公開日未定)

MCUでいうところの『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』的な作品になるのでしょうか。賛否分かれた『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で、白眉の存在だったと誰もが口をそろえた女性ヒーローが主人公で登場です。今度こそ文句ない結果を残して、何かとやかましいアンチを黙らせることができるでしょうか……。
『トランスフォーマー 最後の騎士王』(公開日未定)

「騎士王」と来ましたよ。トランスフォーマーの擬人化も、行きつくところまで到達した感がありますね。『トランスフォーマー』シリーズの第5作にして、毎年1作ずつ公開される予定だという「新3部作」の1作目です。マイケル・ベイ監督作品ですので、色々てんこもりで胸やけ必至なのは今から覚悟した方がよさそうですが……とにかく劇場映えするシリーズであることは間違いないです。
9月公開予定作品
『エイリアン:コヴェナント』(公開日未定)

『プロメテウス』に続く、『エイリアン』シリーズの前日譚第2章です。リドリー・スコット監督自らがメガホンを取っています。ティーザー予告を見る限り、期待してよい出来に見えますが、一体どうなることやら?
11月公開予定作品
『ブレードランナー2049』(公開日未定)

まさか再びデッカードに会える日がこようとは。しかも『スター・ウォーズ』と『ブレードランナー』の新作が同じ年に観られるなんて、これを幸せと呼ばずして何といいましょうか。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、新鋭といわれてますが、『複製された男』『プリズナーズ』『灼熱の魂』『ボーダーライン』すでにどれをとってもハズレなしで、『ブレードランナー』を新しい監督に任せるならこの人しかいないという人材です。主人公はライアン・ゴズリング、今年は彼の年になるのでしょうか。超絶期待の一作です。
『マイティ・ソー/ラグナロク』(公開日未定)

『マイティ・ソー』シリーズ第3作で、MCUは17作目。正直もうお腹一杯のラインナップなのに、ここにきてこんなブロックバスター映画が公開されるのか……という感じです。まだ未知の部分がほとんどの映画ですが、なんでも「プラネットハルク」に登場したフルアーマーハルクが出るとか、オフビートなバディムービーになるとか、いずれにせよこちらも見逃せるわけがないですよね。
12月公開予定作品
『スターウォーズ エピソード8(仮題)』(12月15日公開)

いやあ、豪華な一年の締めくくりに、これしかない完璧なタイトルでございます。まさに大トリにふさわしい一本、しかも世界同時公開っていうのが嬉しいじゃありませんか。正式タイトルの発表をはじめ、いずれ来る情報ラッシュも今から待ち遠しいところです。
いかがでしたでしょうか、なかなか壮観なラインナップですよね?
ほかにも、今年は『ジョン・ウィック チャプター2』が公開されるかもしれませんし、『ジャスティス・リーグ』も冬には公開されるといわれています。果たして来年の今ごろにはどんな感情が胸をよぎり、どの作品が一番心に残っているのでしょうか。もの凄い一年を前に、今からワクワクが止まりません……!
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