米Z世代が今冬最も期待する映画は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』 ─ 米調査

アメリカのZ世代(1990年代中盤から2000年代終盤、または2010年代序盤までに生まれた世代)が今冬(2022年)最も期待している映画は、ディズニー『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』であることがわかった。米映画チケット販売のFandangoが調査結果を明らかにした。
18歳〜24歳の1,000人以上を対象に調査した。最も期待する、映画館で必ず観るべきホリデー映画は以下の順位となった。
- 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日 日米同時公開)
- 『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(11月23日 日米同時公開)
- 『バビロン』(12月23日US公開、2023年日本公開)
- 『バイオレント・ナイト(原題)』(12月2日US公開)
- 『長ぐつをはいたネコと9つの命』(12月21日2023年3月17日日本公開
また同調査では、コロナ禍を経た米国Z世代の映画鑑賞に関する最新の傾向も報告されている。若者のうち、多くの観客が劇場での映画鑑賞に前向きな姿勢を示しているようだ。概要は以下の通りである。
- Z世代の94%が、劇場での映画鑑賞はレクリエーション活動のトップ3に入り、友人・家族の訪問やアウトドア・アクティビティよりも上位に位置し、TV番組のストリーミングやソーシャルメディアのスクリーンタイムに次ぐものであると回答。
- 94%の人が、映画を見に行くかどうかの判断は予告編映像で決めると回答。
- 91%の人が、より大きなスクリーン、大音量と観客の反応のために劇場に行く傾向が高い。
- 90%の人が、インターネットでの座席予約の利便性を評価している。
- 87%の人が、映画館での体験を家庭で表現することは不可能だと考えている。
- 3分の2以上の人が、今シーズンはIMAXやドルビーシネマ、3Dといったラージフォーマットで映画鑑賞することを期待している。
アメリカのZ世代が今冬最も期待する『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は2022年12月16日、日米同時公開。本作に対する日本のZ世代の動向にも注目したい。
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Source:BoxOfficePro