トム・ハンクス主演『幸せへのまわり道』公開決定 ─ 雑誌記者と大物司会者の出会い、実話ヒューマンドラマ

トム・ハンクスが有名司会者フレッド・ロジャースを演じる映画『A Beautiful Day in the Neighborhood(原題)』が、『幸せへのまわり道』の邦題で2020年8月28日(金)より公開される。配給はイオンエンターテイメント。
この映画でハンクスは、第92回アカデミー賞助演男優賞、第77回ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞にノミネートされた。

本作『幸せへのまわり道』の原作となったのは、 雑誌『エスクァイア』に掲載された記事「Can You Say…Hero?」。 記事を寄稿した雑誌記者ロイド・ボーゲルを、 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)でトム・ハンクスと共演を果たしているマシュー・リスが演じる。 ロイドの父をクリス・クーパー、 妻をスーザン・ケレチ・ワトソンが演じ、 大物司会者と雑誌記者の家族の間で育まれた“数奇な友情”を紡ぐ。
ロイド・ボ―ゲル(マシュー・リス)は、 雑誌記者として華々しいキャリアを積んできた。 今は愛する妻と生まれたばかりの子どもと暮らしている。 ある日、 ロイドは姉の結婚式に招待され、 式場で絶縁していた父・ジェリー(クリス・クーパー)と再会を果たす。
ロイドは、 家庭を顧みず自分たち姉弟を捨てた父を許せずにいた。 些細なことがきっかけで手を上げてしまうなど、 心の内にわだかまりを抱えていた。 数日後、 ロイドは編集部の依頼で、 子ども向け番組の司会者として人気者だったフレッド・ロジャース(トム・ハンクス)に関する記事を書くため、 彼の仕事場を訪ねる。 フレッドは、 ひと目見ただけなのに、 ロイドが抱えている家族の問題や心の葛藤を感じとる。 一方、 ロイドもフレッドの不思議な人柄に惹かれていく。 やがて2人は、 取材の名目を越えて、 公私共に交流を深めていくのだった……。
映画『幸せへのまわり道』は、2020年8月28日公開。