ブラッド・ピット主演SF『アド・アストラ』米国版新予告編 ─ 宇宙で消えた父親を探す男、その心理に迫る約2分

ブラッド・ピット主演&トミー・リー・ジョーンズ共演、本格宇宙映画『アド・アストラ』の米国版新予告編が公開された。
主人公ロイ・マグブライドは、宇宙で活躍する“英雄”の父親を見て育ち、自らも宇宙士の仕事を選ぶ。しかし、父は地球外生命体を探索する宇宙船に乗ってから16年後、43億キロ離れた太陽系の彼方で行方不明となった。しかし、父は生きていた――。
本映像は、密室に置かれた椅子に、ピット演じるロイが腰かけ、おもむろに語りはじめるところから始まる。「こちら、ロイ・マクブライド少佐。ドクター・クリフォード・マクブライドへの接触を試みます。こちら、ドクター・マクブライドの息子です。父さん、また会いたい」。地球と宇宙を股にかけるアクション映画であり、本作は一組の親子と家族を描く物語。今回の米国版新予告編は、父を探す息子の心理に迫る構成・演出となっている。
「一緒に白黒映画をよく観たことを思い出します。父さんのお気に入りはミュージカルでしたね。数学を教えてくれたし、働くことの価値観も教え込んでくれた。僕は、あなたが賛成してくれるだろう仕事を選びましたよ。宇宙探索にこれまでの人生を捧げてきました。父さんには感謝しています。」
ロイによる父親探しは、どうやら一筋縄ではいかなさそうだ。「何か、すごく危険なことが起きてる」。上官は「君の父親が関わっているのではないかと考えている」と言うが、ロイは「父は死にました。何が知りたいんですか」と突っぱねる。ある男は、ロイに「宇宙探索は、いまや高潔なる冒険だ。君の父上が我々から姿を隠しているかもしれないという可能性は捨てられない」と話した。しかし、なぜ宇宙空間で人々は争わなければならないのか? 予告編は、「やるべき仕事がある」というロイの言葉で締めくくられている。
ブラッド・ピット&トミー・リー・ジョーンズのほか、本作では『アルマゲドン』(1998)で主人公の娘役を演じたリヴ・タイラーがロイの恋人役で出演。『ハンガー・ゲーム』シリーズなどの名優ドナルド・サザーランド、『ラビング 愛という名前のふたり』(2016)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされたルース・ネッガらが脇を固める。監督は『エヴァの告白』(2013)『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)のジェームズ・グレイだ。
映画『アド・アストラ』は2019年9月20日(金)全国ロードショー。
『アド・アストラ』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/adastra/