アダム・ドライバー、カイロ・レンのヘルメットは2つ持って帰って飾ってるし「車運転する時にかぶる」らしい

アダム・ドライバーといえば、自身が出演した作品は自分で観ないようにしているという性格で知られる。淡々と次へ進みたい性格なのかと思いきや、そういうわけではないようだ。英BBCのインタビューで、小道具を思い出の品として持ち帰ることはありますか、あまりそういうことはしないタイプですか、と尋ねられ、「いっぱい持ってますよ」と答えている。
「(カイロ・レンの)ヘルメットもありますよ。なんなら2つ持ってますし。あとライトセーバーも」とドライバー。「毎回何か持って帰ろうとしてますからね」と、楽しそうに話している。
「現場では写真もよく撮ります。現場に置いてあるモノを撮る時もありますね。例えば『アネット』でも随分撮りましたし、『最後の決闘』も。あと『デッド・ドント・ダイ』でゾンビ殺した時のマチェットも持ってます」。新作『ハウス・オブ・グッチ』では、グッチの靴をお持ち帰りしたそうだ。
思い出の品々は持ち帰ってどうしているのかといえば、「部屋に飾って、自分が成し遂げたことへの敬意として祈りを捧げるんです」とドライバー。『スター・ウォーズ』カイロ・レンのヘルメットは「車運転する時に被ってます。周りが困惑するから」。もちろんジョークのはずだが、マジでやってそうなところがぼんやり想像できてしまうのも、アダム・ドライバーのミステリアスな魅力ならではだ。
ちなみに日本では、ヘルメットを被って車を運転すること自体は違反ではないが、視界不良の恐れのあるフルフェイスのヘルメットの場合、「安全運転義務違反」として違反点数2点と反則金が生じる可能性がある。カイロ・レンのヘルメットはあまり視界も良くなさそうだから注意が必要だ。ドライバー自身もこのインタビューの中で「ヘルメットで相手が見にくいから会話が難しい」と言っている。
ところでドライバー、街で「あ、カイロ・レンだ!」と声をかけられることはあるかと尋ねられ、「あんまり外出しないから」と笑って回答。そこで、こんなエピソードを披露している。
「(ハロウィーンの)トリック・オア・トリートで息子と一緒に外出した時に、向かいの通りのビルのドアマンが、僕に手を振ってくれたんです。そしたら彼はビルの中に入ってから、カイロ・レンのマスクを持って出てきた。あの人、カイロ・レン姿で出勤してたのかな?」
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Source:BBC