『デッドプール2』台詞を子役が完璧披露「FxxK ウルヴァリン」、ライアン・レイノルズも驚愕

ライアン・レイノルズ&マーク・ラファロ共演、2020年11月末から撮影中のNetflix映画『The Adam Project(原題)』より舞台裏映像が到着した。
『The Adam Project』は、12歳当時の自分自身に協力を求めるため、タイムトラベルすることになった男(ライアン・レイノルズ)を描くSFアクション。辿り着いた過去で2人は、優秀な物理学者である父親(マーク・ラファロ)を探すことになる。
公開された舞台裏映像では、主人公の少年時代役を演じる新人俳優、ウォーカー・スコベルがライアン・レイノルズから見守られる中で、台詞の練習に励む姿が捉えられている。本作の台詞の練習をしているのかと思いきや、それは聞き覚えのある台詞だった。『デッドプール2』(2018)にて、デッドプールがウルヴァリンについて文句を言う一連の台詞だ。
『デッドプール』シリーズのファンであれば言うまでないが、本作には放送禁止用語が満載。練習している台詞の中にも登場するわけだが、ウォーカー・スコベルは動揺することなくその言葉を発している。それだけでなく、一連の長い台詞を見事に演じ切っているのだ。少年が台詞を完璧に披露し終わった際、ライアン・レイノルズは嬉しそうに笑顔を浮かべるのだった。何とも微笑ましい舞台裏映像だ。
動画の概要欄にてライアン・レイノルズは、この練習は決して遊びではなく、ウォーカー・スコベルが真剣に役作りのために行っていることであると説明。続けて、「この歳で、この台詞を暗記すること」は容易ではないとしながら、「尊い」と述べている。
共演者には上述の3名の他、現在の主人公の妻である戦闘機パイロット役に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのゾーイ・サルダナ、13歳当時の母親役に『デアデビル』(2003)のジェニファー・ガーナー、物理学者から強力な技術を盗む悪役に『ゲット・アウト』(2017)のキャサリン・キーナーの参加も発表されている。監督は『リアル・スティール』(2011)『フリー・ガイ』(2021)のショーン・レヴィが、脚本は『あなたを見送る7日間』(2014)のジョナサン・トロッパーが執筆した。
Source: Collider