ベン・アフレック、『ザ・コンサルタント』監督と再タッグなるか ― 元バスケ選手の再起描く『The Has-Been』出演打診中

映画『ザ・コンサルタント』(2016)の主演俳優ベン・アフレックとギャヴィン・オコナー監督が、今度はアクション映画ではない作品でタッグを組む可能性が浮上している。
米Deadline誌は、アフレックとオコナー監督が映画『The Has-Been(原題)』への参加をワーナー・ブラザースから打診されていることを報じた。2018年6月12日現在、二人はスタジオ側と契約を結んでいないが、ワーナーは早期の製作開始をめざして契約を実現させたい考えだという。

本作『The Has-Been』の脚本を手がけたのは、リーアム・ニーソン主演『ラン・オールナイト』(2015)や『ファーナス 訣別の朝』(2013)を執筆したブラッド・インゲルズビー。バスケットボールの元スター選手にして、薬物中毒で妻や家族を失った男が、母校である高校の、多人種からなるバスケチームのコーチとして自らの魂と人生を取り戻そうとする物語だ。
アフレックはこの主人公を演じることに熱意を示しており、本作ではプロデューサーも兼任する見込み。またオコナー監督が正式に就任する場合、脚本家のインゲルズビーも含めてプロデューサーに名前を連ねるとみられている。
2017年6月、ワーナーは『ザ・コンサルタント』の続編を製作するため、アフレックやオコナー監督との契約交渉を進めていると報じられていた。同作の進捗はその後聞かれていないが、Deadlineによれば現在も企画は進行中だという。ただし、場合によっては本作の方が早くに本格始動する可能性もありそうだ。
なお、現在アフレックはチャーリー・ハナムやオスカー・アイザックらと共演するNetflix映画『Triple Frontier(原題)』に参加している。オコナー監督は同じくワーナー製作の『スーサイド・スクワッド2(仮題)』で脚本・監督を務めることが決まっているが、同作の撮影開始は複数の要因から2019年に延期されたという情報もある。いずれにせよ、二人ともスケジュールは非常にタイトというわけだ……。
映画『The Has-Been(原題)』の米国公開日など詳細は不明。
ベン・アフレック&ギャヴィン・オコナー監督による映画『ザ・コンサルタント』のブルーレイ&DVDは現在発売中だ。
Source: Deadline
Eyecatch Image: 『ザ・コンサルタント』より (c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED