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『エージェント・カーター』ヘイリー・アトウェル、ペギー役への復帰にためらい「新しいものを取り入れたい」

ヘイリー・アトウェル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19549755360/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品、映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)のヒロインとして登場したペギー・カーターは、単独ドラマ『エージェント・カーター』(2015-2016)が製作されるほどの人気キャラクターに成長した。同作の終了を最後にペギーは姿を見せていないが、映画・ドラマでペギーを演じてきたヘイリー・アトウェルは、同役での復帰にためらっているところもあるようだ。

「本当にラッキーだった」ペギー・カーターの今後

2018年6月24日(米国時間)に開催されたAce Comic Con SeattleのQ&Aセッションに登場したヘイリーは、ペギー・カーターという役柄を演じられたことに「本当にラッキーだった」と感謝の意を表している。「(普通は)一人のキャラクターを数か月演じたら次に移りますよね。だから本当に珍しいことだと思うんです。(同じ役を)もう一度演じるという選択肢はめったにありません。」

ヘイリーが主演を務めたスタイリッシュ・アクションドラマ『エージェント・カーター』は、批評家・視聴者からの評価は高かったものの、視聴率の低迷を理由にシーズン2をもって打ち切られている。ヘイリー自身も終了を惜しみ、ファンの間ではNetflixで同作の継続を求める嘆願書への署名運動が起きたほどだった。

しかし、そこから何かしら心境の変化が生じたのだろうか。ヘイリーはカーターの再登場について、「もしもNetflixが(『エージェント・カーター』に)興味を示してくれたり、映画や何かで彼女が再登場するなら、それは理にかなっているんでしょうね」としながらも、「同じことは繰り返したくないんです」と述べて、純粋な再開には躊躇する様子を見せているのだ。

「新しいこと、もっと高い価値があることをしなきゃいけませんし、彼女ならそういうことができると思います。(ドラマでよくあるような)“ペギー・カーター、今週の事件”だけじゃないと感じますね。
もし彼女が観客にとってインパクトのある存在なら、そのインパクトを大きくすることで、みなさんを楽しませることができます。でも、それは現在の状況にきちんと沿ってなきゃいけないと思うんです。どんな話題を提示するのがスマートでしょうか。どうすれば社会的な重みや、ある種エモーショナルな重厚さを作品に持ち込むことができるでしょうか。」

こうした理由から、ヘイリーは「もし誰かが(ペギー役を)アプローチしてきても、ちょっとためらっちゃうというのが適切ですね」と続ける。「“これがなぜ、何のために必要なのか、(『エージェント・カーター』の)2シーズンを作ったことはどうだったのかという点で私を納得させなきゃいけませんよ”と言うと思います。[中略]ただ私は、彼女に新しいものを取り入れたいんです。」

2017年8月、ヘイリーはマーベル・スタジオ幹部のルイス・デスポジート氏を訪問し、Instagramにモーション・キャプチャー用の黒いドットが描かれた自撮り写真を投稿していた。こうした動きから、ペギー・カーターが再登場するという噂がにわかにささやかれていたのだが、果たして真相はいかに。
1990年代が舞台となる『キャプテン・マーベル』、おなじみのキャラクターが結集する『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』、どちらに登場することも十分にありえそうだが……?

Source: Comicbook.com
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

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まだいEriko

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