「ジェダイとは侍、戦士とは剣で強くならない」 ─ 「スターウォーズ:アソーカ」ジェダイに侍を重ねて

ジョージ・ルーカスは『スター・ウォーズ』で、黒澤明映画に影響を受けて侍映画の要素を取り入れたのは有名な話だ。規律を重んじるジェダイの騎士は、しばしば侍や武士道と比較される。
シリーズ最新作となるドラマ「スターウォーズ:アソーカ」でも、ジェダイの侍らしさは需要な要素として引き継がれると、製作・脚本のデイヴ・フィローニは語っている。「ジェダイには侍に似たところがあります。訓練された戦士にとって、剣は最後の手段なのであり、最初の手段ではない。剣によって強くなれるわけではない。己の意志、自制心、そして思考によって強くなれるのです」。

フィローニは続けて、「これが、私が『アソーカ』に込めたアイデア」と話す。「アソーカはどのように人を訓練したのか。そして、彼女の内なる哲学とは。これを表現するため、俳優たちにつく本物の武道家が必要だったので、ミン・チウと彼女のチームを雇ったんです」。
武道家と共に訓練を重ねた「アソーカ」では、実地的なライトセーバー・アクションに期待できそうだ。製作総指揮ジョン・ファヴロー曰く、劇中での殺陣は「とても現実的で、入念に準備された」ものになっていると予告している。
「スター・ウォーズ:アソーカ」は2023年8月23日よりディズニープラスにて初回2話独占配信開始。