『アラジン』実写版、アンダース王子のスピンオフ企画は現在も進行中

2019年12月、ディズニーが不朽の名作アニメを実写映画化した『アラジン』(2019)のスピンオフ企画(タイトル未定)が始動したと報じられた。それから2年が経ち、プロジェクトの進捗状況に関する情報は届いていなかったが、どうやら現在も企画は進行中のようだ。
そのスピンオフ企画で主人公となるのは、『アラジン』でジャスミン(ナオミ・スコット)に求婚すべくアグラバーを訪れた、ビリー・マグヌッセン演じるスカンランド国のアンダース王子。実写版に追加されたオリジナルキャラクターで、出番はわずかながらコメディリリーフとして印象を残し、彼の物語がディズニープラス(Disney+)で新たに描かれると伝えられていた。
米Screen Rantの取材に、出演作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の配信デビューを宣伝するために登場したマグヌッセンが、実写版映画『アラジン』のスピンオフについて言及。「(大声で笑いながら)それね!君のために取っておきました。動いていますよ」と簡潔に回答。今も企画が進行していることは認めていたが、どんな作品になるのかといった詳細には固く口を閉ざしていたとのこと。
なお、2年前にスピンオフ企画が浮上した時は、マグヌッセンがアンダース王子役で続投し、脚本家には、業界で注目される新鋭コメディ作家のジョーダン・ダン&マイケル・クヴァムが起用されたと報じられていた。また、プロデューサーには実写版『アラジン』を手がけたダン・リンとジョナサン・アーリックが再登板するとの情報だったが、現在も同じ面々がスピンオフに関与しているのかは不明だ。今後の進展や、キャスト情報などに注目しておきたい。
Source:Screen Rant