『アリータ』米再上映の新ポスターお披露目

ジェームズ・キャメロン製作、日本の伝説的コミックを実写映画化した『アリータ:バトル・エンジェル』(2019)が2020年10月30日より米国にて再上映開始となる。これにあわせて、監督のロバート・ロドリゲスが本作の新たなポスター・ビジュアルをTwitterで公開した。
『アリータ』は、革新的な映像と美しい世界観で話題を呼び、日本を含む世界65カ国でオープニング興行収入No.1を記録。公開から約1年半以上が経過した2020年10月、AMC TheatresやRegal Cinemasなど、米大手映画館チェーンでの再上映が決定した。
いよいよこの週末に迫った再上映を前に、ロドリゲス監督は本作の新ポスターをお披露目。「『アリータ』が映画館に復活することを記念して、全く新しいここだけのポスターを」と記している。愛用の武器ダマスカス・ブレードを猛々しく振りかざす主人公アリータの姿が印象的な1枚だ。
Here’s an all new exclusive poster in honor of the return of @AlitaMovie to theaters this weekend! Get tickets now: https://t.co/ksZdxVj1vm pic.twitter.com/zPNDRFiFZQ
— Robert Rodriguez (@Rodriguez) October 28, 2020
大ヒットを記録した本作は、公開直後より「The Alita Army(アリータ・アーミー)」と呼ばれる根強いファンたちによって続編の製作が求められていた。2020年(第92回)アカデミー賞授賞式の日には、ファンたちがディズニーに対して「#AlitaSequel(アリータ続編)」などの言葉が記された垂れ幕を飛行機で上空に掲げたり、ロサンゼルスの高層ビルに続編を求める巨大広告を掲載したりと、大胆な活動を展開している。
現状、続編製作に関する正式な発表はないものの、ファンの声は製作陣にも届いている模様。プロデューサーのジョン・ランドーはこうしたアリータ・アーミーの活動に賛同する考えを以前明かしている。また、ジェームズ・キャメロンも再上映に際して、自身のTwitterを更新。アリータ・アーミーのハッシュタグを用いて、「私たちはアリータ・アーミーと共にいます」と綴っている。
コロナ禍の影響で新作の公開が次々に延期となっている中、映画館側が実施しているのが旧作のリバイバル上映。その1つとして米国で再上映された『ジュラシック・パーク』(1993)は、2020年6月19日〜21日の週末で興行収入ランキング1位を獲得するという再燃ぶりを見せている。『アリータ』の盛り上がりにも注目したいところだ。