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『フォードvsフェラーリ』ジョン・バーンサル、『アメリカン・ジゴロ』ドラマ版で主演務める ─ 舞台は現代のロサンゼルス、18年後の物語に

ジョン・バーンサル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35348737214/ )

「パニッシャー」(2017-2019)『フォードvsフェラーリ』(2019)などのジョン・バーンサルが、リチャード・ギア主演映画『アメリカン・ジゴロ』(1980)のテレビドラマ版(タイトル未定)で主演・製作を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterなど複数のメディアが報じている。

『アメリカン・ジゴロ』は、若い肉体と洗練されたマナーを武器に富豪の中年女性を相手にする超高級ジゴロ、ジュリアンを主人公としたサスペンス。ジュリアンは殺人事件の容疑者にされたことをきっかけに、真実の愛に目覚める……。同作をきっかけにギアは世界に名を轟かせ、劇中でギアの衣装を担当したジョルジオ・アルマーニも世界的なデザイナーへと上り詰めた。主題歌は一世を風靡したバンド、ブロンディの『コール・ミー』だ。

ドラマ版の舞台は現代で、主人公ジュリアンが殺人容疑で逮捕されてから18年後という設定。ジュリアンは現代のロサンゼルス、性風俗業界で再起を試みつつ、18年前にはめられた事件の真相を探っている。そして、かつて愛した女性ミシェルとの再会を強く望むが……。ドラマ版の企画は、映画版をプロデュースしたジェリー・ブラッカイマーと米パラマウント・テレビジョンが手を組み、2014年頃から進められていたもので、2016年には放送局が米Showtimeに決定していた。

ジョン・バーンサルは、ギアが演じたジュリアンの18年後の姿を演じる。脚本・監督を務めるのは、Showtime史上最高の初回視聴者数を記録したドラマ「レイ・ドノヴァン ザ・フィクサー」(2013-2020)のデヴィッド・ホランダー。製作総指揮にはブラッカイマーが就任している。現時点でその他のキャストや製作時期については未定だ。

なおShowtimeの代表ゲイリー・レヴィンは、本作について「『アメリカン・ジゴロ』には皆さんが望むような情熱が溢れています。2020年における複雑な関係性とセクシュアリティの問題を深く掘り下げていきます」との声明を発表している。

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Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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