「キャシアン・アンドー」、放送禁止用語を『スター・ウォーズ』で初めて使う

2022年9月21日よりディズニープラス(Disney+)にて配信された「キャシアン・アンドー」劇中のセリフに、『スター・ウォーズ』作品としては初めての「放送禁止用語」が含まれているとして話題になっている。
放送禁止用語が登場するのは、「キャシアン・アンドー」エピソード3。主人公を追う保安当局部隊の職員が、背後で爆発があったことを受けて「Shit. We’re under siege.」と発する。日本語字幕では「クソ 囲まれたか」、吹替では「クソ どこにいるんだ まずいぞ」と訳された。
英語圏において「Shit」は「Sワード」「Swear Word(スウェア・ワード)」と呼ばれる卑語。『スター・ウォーズ』では、こうした「放送禁止用語」の使用を避けてきた。これまで「Shit」にあたる表現は「Poodoo」に、また「Fuck」などにあたる怒りや苛立ちを表すものは「Dank Farrik」といった劇中オリジナルの俗語に置き換えられている。
「キャシアン・アンドー」劇中では、この「Shit」のセリフのほか、ベッドシーンを示唆する演出もあり、これまでの『スター・ウォーズ』とは異なる大人向けの世界観が見て取れる。シーズン1は全12話。『ジェイソン・ボーン』シリーズのトニー・ギルロイが製作総指揮を手がける。