「キャシアン・アンドー」最新予告編が公開 ─ 『スター・ウォーズ』新ドラマ、『ローグ・ワン』前日譚

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)に登場したキャシアン・アンドーの戦いを描くドラマシリーズ「キャシアン・アンドー」の最新予告編が米国で公開された。2022年9月10日(米国時間)、ディズニーの大型イベント「D23 Expo 2022」にて初披露となった。
本作は『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の直前を描いた『ローグ・ワン』から5年前、帝国が支配する暗黒の時代を舞台に、反乱軍として立ち上がる名もなき戦士たちの物語を描くオリジナルドラマシリーズ。今回の予告編が「スパイ、破壊活動、暗殺。俺たちは反乱軍を代表してひどいことをやってきた」というキャシアンの言葉から始まるように、銀河のダークな一面を見せるストーリーとなる。
ステラン・スカルスガルド演じるルテン・ラエルは、キャシアンに「お前が何を言おうが、どんな人間だろうが関係ない。いずれお前は出来損ないと戦って死ぬんだ」と言い放つ。また別の場面では、モン・モスマがラエルに「何を始めたのかわかってるの? 人々が傷つく」と詰め寄ると、ラエルは「手の内を出させる時が来たんだ」と応じる。モン・モスマが「何を犠牲に?」と問うと、ラエルは「すべてだ!」と答えた。
また、同じく『ローグ・ワン』からの再登場となるソウ・ゲレラが「大義のためだ」と口にするや、ラエルは「呼びたいように呼べ」と返事をする。ソウ・ゲレラは「それでは戦争と呼ぼう」と応じた。キャシアンたち反乱軍のメンバーが現場を駆けずり回る様子も収められており、スパイ・スリラーとしての要素が濃密に現れた映像となっている。

出演者にはキャシアン・アンドー役のディエゴ・ルナをはじめ、『ローグ・ワン』で反乱軍のリーダーとなったモン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリー、ソウ・ゲレラ役のフォレスト・ウィテカーが続投。そのほか、『モービウス』(2022)のアドリア・アルホナ、『コレット』(2018)のデニース・ゴフ、「チェルノブイリ」(2019)のステラン・スカルスガルド、『マローボーン家の掟』(2017)のカイル・ソラーらが出演する。
脚本・製作総指揮は『ローグ・ワン』のトニー・ギルロイ、監督は「ブラック・ミラー」のトビー・ヘインズらが担当。そのほか脚本家には「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)のステファン・シフ、『ナイトクローラー』(2014)のダン・ギルロイ、「ハウス・オブ・カード」(2013-2018)のボー・ウィリモンが参加した。
ドラマ「キャシアン・アンドー」初回3話は9月21日(水)よりディズニープラスにて独占配信。