会員登録

Search

『キャプテン・マーベル』監督コンビ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』について「何も知らない」 ─ サノスとの対面は「楽しみ」

東京コミコン2018 キャプテン・マーベル
©THE RIVER

ブリー・ラーソンを主演に迎えたマーベル・シネマティック・ユニバース初の女性ヒーロー映画『キャプテン・マーベル』は、来たる『アベンジャーズ/エンドゲーム』(4月26日公開)に直結する超重要作品だ。監督を務めるのは、『ワイルド・ギャンブル』(2015)などの新鋭アンナ・ボーデン&ライアン・フレックである。

しかしアンナ&ライアンの二人は、どうやら『アベンジャーズ/エンドゲーム』について何も知らされていないようだ。米Fandangoのインタビュアーが『エンドゲーム』におけるキャプテン・マーベルの出番について尋ねると、アンナ監督は「そのお話はできないんです。何も聞かされていないので、何も知らなくて」と答えているのである。

それならば、1995年を物語の舞台とする『キャプテン・マーベル』は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)や『エンドゲーム』の物語にどう繋がるのだろうか? しかしアンナ&ライアンは、この問いかけにもはっきりとは答えなかった。

アンナ:言えるのは、この映画(『キャプテン・マーベル』)は90年代を描く映画だということだけです。サミュエル・L・ジャクソンは若い頃のニック・フューリーですしね。

ライアン:それにトニー・スタークも、どうやってアイアンマンになるのかをまだ知りませんしね。だから…

アンナ:言えるのはこれだけなんですよ。

ただしアンナ監督は、『エンドゲーム』について「何も知らない」と言い切った一方、この質問に対しては明らかに回答を濁している。やはり自分たちが手がける作品だけあって、『キャプテン・マーベル』が『エンドゲーム』にどう繋がるかはきちんと把握しているのだろう。『エンドゲーム』の内容は、あくまで同作のアンソニー&ジョー・ルッソ監督にすべてが委ねられているとみられる。

ちなみに米AMC Sceneのインタビューでは、アンナ監督は『キャプテン・マーベル』の内容に言及しつつ『エンドゲーム』への期待を語っていた。

「この映画(『キャプテン・マーベル』)の最初では、彼女(主人公キャロル・ダンバース)は自分の強さを知りません。でも最後には…これは見てのお楽しみですね。えっと、こう言いましょう。『エンドゲーム』でサノスに対して彼女が何をするのか、私もすごく楽しみにしているんですよ。」

映画『キャプテン・マーベル』は2019年3月15日(金)全国ロードショー。

『キャプテン・マーベル』公式サイト:https://marvel.disney.co.jp/movie/captain-marvel.html

Sources: Fandango, AMC Scene

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly