『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ビル・マーレイが重要キャラに ─ ジャネットの「過去」に繋がる?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の見どころの一つは、『ゴーストバスターズ』などでお馴染みのビル・マーレイの出演だ。本作でMCU初参戦となるマーレイの役どころはこれまで詳しく伝えられていなかったが、どうやらかなり重要なポジションで登場するらしい。監督のペイトン・リードが英Entertainment Weeklyで明かしている。
前作『アントマン&ワスプ』(2018)では、ハンク・ピムの妻でホープの母であるジャネット・ヴァン・ダインが長年囚われていた量子世界から救出された。本作『クワントマニア』では主人公スコット・ラングの娘キャシーが開発した装置により、一同が量子世界に引きずり込まれてしまう。
どうやらジャネットは、過去の量子世界での年月にまつわる重大な秘密を抱えているらしい。ビル・マーレイが演じる謎の新キャラクターは、ジャネットの過去に深く関係するという。
「ビル・マーレイは、ジャネット・ヴァン・ダインの過去からのキャラクターを演じています。重要な役どころです。
本作では、親と子がお互いに言わないこと、家族の中にある秘密というのが大きなテーマになっています。前作でハンクとホープがジャネットを救出した時、エヴァンジェリン・リリーのキャラクター(=ホープ)はこう考えていました。“母に再会できた、良かった、これからいろいろなことを話そう”と。
でも、もしその相手が、つまり今回の場合はジャネットが、壁を作って、過去についての“あること”を話したがらないとしたら?偉大な物語では、過去は過去でありつつ、その過去が常に再び出現するものです。本作のビルのキャラクターは、そういうことを表しています。」
ジャネットが話そうとしない過去とは、つまり何か暗くて後ろめたいもの、恐怖するものということだろう。予告編映像でマーレイは、量子世界内で高度に発展した大都市で何らかの役職を持っているような姿をしていた。
そもそも、なぜ量子世界にマーレイのような人間のキャラクターが存在するのか?彼も過去に量子世界に囚われたまま、定住することになったということだろうか?そしてジャネットとの過去に、一体何があったのか?

ジャネットは予告編映像で、量子世界における「何か」を恐れているような様子や、ホープに対して「話していないことが…」と秘密を打ち明ける様子も見せていた。果たして、この量子世界に隠されたジャネットの重大な過去とはいったい。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は2023年2月17日、全国劇場公開だ。
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Source:Entertainment Weekly