「エージェント・オブ・シールド」シーズン6、フィル・コールソン役俳優が監督に再登板 ― 第1話「Missing Pieces」で

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)にてS.H.I.E.L.D.エージェントのフィル・コールソン役を演じてきたクラーク・グレッグが、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン6の第1話で再びメガホンを取る。マーベル・テレビジョンが正式に発表した。
クラークが「エージェント・オブ・シールド」で監督を務めるのは、日本では2018年8月4日(土)よりWOWOWプライムにて放送されるシーズン5の第5話「Fun & Games(原題)」以来2度目。全13話構成となる新シーズンを、我らがフィル・コールソンがカメラの後ろでも強力に引っ張っていくことになる。
Season 6 and @clarkgregg is in the director’s chair for the first episode! We can’t wait for you to see what we have coming on Marvel’s #AgentsofSHIELD! pic.twitter.com/tShrrUxL2E
— Agents of SHIELD (@AgentsofSHIELD) 2018年7月21日
このたびマーベル・テレビジョンが発表しているシーズン6第1話のタイトルは「Missing Pieces(原題)」。脚本はシリーズのショーランナー(制作統括)を務めるジェド・ウィードン&モーリサ・タンチャローエンが執筆する。もちろんストーリーの内容は不明だが、2019年夏の米国放送に先がけて、早くも第1話の脚本は完成しているようだ。
『アイアンマン』(2008)や『マイティ・ソー』(2011)、『アベンジャーズ』(2012)などでフィル・コールソン役を演じるなど、俳優としての印象が強いクラークは、映画『ホワット・ライズ・ビニース』(2000)で原案・脚本を担当したほか、『セックス・クラブ』(2008)の脚色・監督・出演、『Trust Me(原題)』(2013)の脚本・監督・出演を務めるなど、クリエイターとしても充実したキャリアを積んできた人物。しかしシーズン5の監督就任時には、インタビューでこんな慎重な発言を残していた。
「テレビ番組の監督をすることは、インディーズ映画を撮るのとはまるで違います。(インディーズ映画では)脚本を書こうが、脚色しようが、それをあわてて書き直そうが、それは自分の作風ですから。すでにあるテーマやビジュアルのスタイルに合わせようとはしないんです。本当に別の仕事ですよ。」
ちなみにクラークは、2019年公開『キャプテン・マーベル』で若かりし頃のフィル・コールソン役としてMCUの映画作品に復帰する。2019年は映画とテレビの両方でその活躍を見られるというわけだ…!
ドラマ「エージェント・オブ・シールド」シーズン6は2019年夏に米国放送予定。
Source: Agents of SHIELD