『ゴジラ』モンスター・ヴァースドラマ、アンナ・サワイ&渡部蓮ら出演決定 ─ キャラクターの詳細も判明

Apple TV+製作、「モンスター・ヴァース」フランチャイズのゴジラとタイタンたちをテーマとしたドラマシリーズに、『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(2021)「パチンコ Pachinko」(2022−)のアンナ・サワイ、『461個のおべんとう』(2020)に出演したほか渡部篤郎の息子としても知られる渡部蓮らの出演が決定した。
タイトル未定の本作は、ゴジラとタイタンたちの壮絶な戦いによって、サンフランシスコが破壊され、モンスターが実在するという衝撃的な新しい現実を突き付けられた後の世界が舞台。ある家族が闇に葬られた秘密と遺産を明らかにしていく中で、「モナーク」と呼ばれる秘密結社にたどり着く様子が描かれる。
米Deadlineによると、サワイが演じるのは、“G−Day”の生き残りである元教師のケイト。家族の問題を解決するために日本に向かうことになるが、そこで自身の家族のある秘密を知ってしまう。問題から目を背けることに疲れたケイトは、その秘密に迫っていく。
モデルとしても活躍する渡部は、インテリジェントでクリエイティブ、そして好奇心旺盛で、まだ自分が歩むべき道を見つけられずにいる青年、ケンタロウ役として参加。尊敬されながらも謎に包まれた父のことを知るために旅に出ることになったケンタロウは、その旅を通じて自分の才能を見出していくことになる。
ふたりのほか、『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)のキアシー・クレモンズ、「ザ・モーニングショー」(2019−)のジョー・ティペット、『ハイエナ』(2014)のエリサ・ラソウスキの出演も発表されている。クレモンズは、メイというアメリカ出身の女性を演じており、自分自身と他人を守るために悪党のような振る舞いをするキャラクターだ。暗号を解読したり、抜け道を見つけたりなど、メイは常に周りの人より前に進んでいるという。
ティペットはティムという秘密工作員として冒険に出ることを夢見る事務職として出演。自信過剰であるがゆえにティムは、あるトラブルに直面してしまうが、組織の期待を裏切らないようにと決意を固めているという。自分の能力に揺るぎない自信を持つ熟練諜報員で、ユーモアにもあふれるデュバルとしてはラソウスキーがキャスティングされている。
このシリーズの監督としては、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」(2021)などのマット・シャックマン監督が参加することが発表済み。『スター・トレック』シリーズ第4作の監督を務めることでも知られており、本作でははじめのふたつのエピソードでメガホンをとり、シリーズで全体で製作総指揮も兼任する。
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Source: Deadline