『アクアマン』テレビアニメ版の製作が決定 ─ 実写版監督ジェームズ・ワン、製作総指揮に就任

DCコミックスのヒーロー・アクアマンを主人公としたミニアニメーションシリーズ「アクアマン:キング・オブ・アトランティス(原題:Aquaman: King of Atlantis)」の制作が発表された。製作総指揮は、ジェイソン・モモア主演の実写版『アクアマン』(2018)を監督したジェームズ・ワンに決定。米Varietyをはじめ複数のメディアが報じている。
報道によると、新動画配信サービス「HBO Max」(2020年5月に米国にて開始)で公開される本作は、全3話構成のミニシリーズで、アクアマンが海底王国アトランティスの王子となったところからの物語となる。実写版でも登場した科学者ヴァルコと最強のヒロイン・メラが、アニメ版でもアクアマンのサポート役として登場。ただし、実写版でヴァルコを演じたウィレム・デフォー、メラを演じたアンバー・バード、およびアクアマン役のジェイソン・モモアがアニメ版で声優を務めるかは不明だ。
HBO Maxのオリジナルコンテンツ部門でトップを務めるサラ・オーブリー氏は「『アクアマン』は、人気のあるキャラクターと壮大なストーリーから、世界中のファンに愛されています。驚異的なスマッシュヒットとなった実写版に続いて、『アクアマン:キング・オブ・アトランティス』は子供やファミリー層にもより楽しめる作品になると思います」と自信を見せている。
ちなみに、ジェームズ・ワンは、2022年に米国公開が予定されている『アクアマン2(仮題)』以外にも、アクアマンの前に立ちはだかる凶悪なクリーチャー・トレンチを主人公にしたスピンオフ映画『ザ・トレンチ(仮題)』の準備にも取り掛かっている。
ジェームズ・ワン製作総指揮、「アクアマン:キング・オブ・アトランティス(原題:Aquaman: King of Atlantis)」の制作・配信時期は不明。
Source: Variety