『アクアマン』大ヒット、米国公開前に世界興収2億6,000万ドル超え ─ DC映画ユニバース、累計興収40億ドルを突破

DC映画ユニバースの最新作、映画『アクアマン』が世界を制圧する勢いだ。2018年12月21日の米国公開を控えて、すでに全世界興行収入が2億6,ooo万ドルを突破したのである。米Deadline、Varietyなどが報じている。
2018年12月16日(米国時間)時点で、『アクアマン』は中国を含む世界43市場で劇場公開されており、累計興収額は2億6,130万ドルを記録。12月14~16日の3日間では1億2,640万ドルを稼ぎ出した。
むろん特筆すべきは、世界に先がけて12月7日に公開を迎え、すでに想像以上の大ヒットとなっていた中国だろう。公開後4日間で1億ドルを突破したのち、12月16日時点では中国国内のみで1億8,920万ドルという、ひとことに“すさまじい”としか形容しようのない成績を収めている。まもなく2億ドルを超えることは言うまでもなく、今後どこまで数字が伸びるかに注目が集まりそうだ。
先週末、新たに『アクアマン』が公開されて優れた成績を示したのは、メキシコ(790万ドル)、ブラジル(770万ドル)、ロシア(740万ドル)、イギリス(650万ドル)など。ヒーロー映画が高い人気を集めている韓国では12月19日に封切られる予定となっており、中国に次ぐヒットに期待がかかる。
『アクアマン』の現時点で2億6,000万ドルを突破する興収ペースは、同じ条件で比較して『ジャスティス・リーグ』(2017)よりも約65%、『ワンダーウーマン』よりも2倍ほど速いという。米ComicBook.comによれば、DC映画ユニバース全体の累計興行収入額は40億ドルを突破したとのこと。『アクアマン』の大ヒットが強力な追い風となったことは間違いない。
ちなみにワーナー・ブラザース&DCコミックスは、『アクアマン』続編の企画をすでに始動させているという。早くもアクアマンは、バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンに並ぶ新たな看板ヒーローとなったのだ。
映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー。
『アクアマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/
Source: Deadline, Variety, ComicBook.com