DC映画『アクアマン』米国版ポスター到着、あらすじも一部判明 ― ジェイソン・モモア「水中のスター・ウォーズに」

ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作、映画『アクアマン(邦題未定、原題:Aquaman)』の米国版ポスタービジュアルが公開された。あわせて米国のメディアでは、本作の撮影現場で実施されたインタビューの記事などが随時公開されている。そこでは本作のストーリーも一部明らかになった。
“HOME IS CALLING”
Home is calling. #Aquaman – in theaters December 21. Watch the new trailer this Saturday. pic.twitter.com/ZTvO6qTxap
— Aquaman Movie (@aquamanmovie) 2018年7月16日
このたび公開された『アクアマン』のポスタービジュアルは、“HOME IS CALLING(故郷が呼んでいる)”というキャッチコピーとともに、ジェイソン・モモア演じるアーサー・カリー/アクアマンを中心に、サメやシャチ、エイといった海洋生物たちの姿が描かれた涼しげな一枚だ。これだけ見ると夏の映画のようだが、米国公開は2018年12月。今後、ビジュアルのイメージがどんなふうに変化していくのかも見どころだろう。ちなみに大量のサメが確認できるものの、この映画は『シャークネード』とは一切関係ない。
米ComicBook.comの取材によれば、『アクアマン』は、アーサー・カリー/アクアマンが異父(異母)兄弟であるオーム/オーシャンマスターの“復讐”を止めるべく、キングス・トライデント(王の三叉槍:さんさそう)を求める冒険に出るストーリーになるという。このキングス・トライデントは、すべての海を思いのままに操る能力を秘めた、真の王だけが扱える代物だ。もちろん、『ジャスティス・リーグ』(2017)でアクアマンが使っていた武器とは別物だという。
ヴィランのオーム/オーシャンマスターは、陸上に暮らしている人々に対する復讐を画策しているという設定。海底人たちの中には、陸上の文化によって海が汚染されていくことに強い怒りを抱いている者がおり、オーシャンマスターはその一人として陸上を支配しようと企むことになるようだ。かたやアーサー・カリー/アクアマンは陸上での生活を経験した者として、その計画を未然に防ごうとする……。
情報によれば、『アクアマン』は全編の3分の2が水中で展開するストーリーになるという。アクアマン役のジェイソン・モモアは、米Collider誌のインタビューにて、本作に『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』(1984)や『インディ・ジョーンズ』シリーズといった正統派冒険映画の影響があることを認めつつ「水中版『スター・ウォーズ』になる。クールですよ!」と強調。ともかく、過去のDC映画にはなかったテイストの一本となることは間違いなさそうだ。
映画『アクアマン(邦題未定、原題:Aquaman)』は2018年12月21日に米国公開予定。
Sources: Aquaman, ComicBook.com, Collider
Eyecatch Image: 『ジャスティス・リーグ』(2017)より © JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.