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DC映画『アクアマン』プロデューサー陣が絶対の自信示す ― 「DCユニバースの大いなる一歩に」

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

2018年、ワーナー・ブラザース&DCコミックスによるDC映画ユニバースは、いわば“小休止”の期間だ。バットマンやワンダーウーマン、フラッシュ、アクアマン、サイボーグが結集した『ジャスティス・リーグ』(2017)を経て、次の一手に向けての準備が着々と進められているのである。

そして、約1年の沈黙を破って2018年12月に米国で公開されるのが、『ゲーム・オブ・スローンズ』(2011-)のジェイソン・モモア主演による単独映画『アクアマン(邦題未定、原題:Aquaman)』である。監督を務めるのは『ソウ』『死霊館』シリーズや『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)で知られるジェームズ・ワン。王道の海洋冒険活劇になっているらしい本作について、プロデューサー陣は絶対の自信をみなぎらせている。

Entertainment Weekly誌に対して、ジェームズ監督の力量に大きな信頼を語ったのは、ワーナー・ブラザース会長のトビー・エメリック氏だ。「ジェームズと彼のチームは驚くべき仕事をやってのけました。この映画はみなさんを特別な場所へと誘い、かつてない方法で水中の世界を創造しています。」

また『死霊館』シリーズでジェームズ監督と組み、『アクアマン』にも名を連ねた映画プロデューサーのピーター・サフラン氏は「期待通りの素晴らしいアクション、最高のユーモアが非常に高いレベルで実現しました。ジェームズのユニークなビジョンが結実しているんです」と豪語。さらには「DCユニバースをあるべき方向へと進める、大いなる一歩だと思います」とまで言い切った。

さらにアクアマンというヒーローを熟知するコミックライターであり、本作で共同脚本とエグゼクティブ・プロデューサーを兼任したジェフ・ジョンズ氏は「こんなふうに水中を描いたことはかつてなかった。とにかく美しいVFXショットができています」と映像のクオリティを強調した。さらにジェームズ監督については、「ホラーの世界から鮮やかでカラフルなアクションへ、そしてすごくエモーショナルなシーンへとモードを切り替えられる。ありとあらゆるジャンルで成功できる人です」と絶賛を送っている。

しかしながら、これほど製作陣がDCユニバースの進化に期待をにじませている『アクアマン』について、一般の観客はまだストーリーの詳細や予告映像にすら触れることができない。2018年6月11~14日(現地時間)にスペイン・バルセロナで開催されている「CineEurope 2018」では待望の第1弾予告編が上映されたことが判明しており、今はとにかくオンラインでの公開が待たれるばかりだ。

映画『アクアマン(邦題未定、原題:Aquaman)』は2018年12月21日に米国公開予定。アクアマンの活躍が見られる映画『ジャスティス・リーグ』のブルーレイ&DVDは現在発売中だ。

Source: EW
Eyecatch Image: 『ジャスティス・リーグ』より © JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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