『ザ・バットマン』アーカム・アサイラムにつながるスピンオフが企画中、マット・リーヴス監督が明かす

2022年3月11日に日本上陸を果たす『THE BATMAN -ザ・バットマン-』のスピンオフシリーズとして、“アーカム・アサイラムにつながる”企画が存在することが明らかになった。
『ザ・バットマン』にはふたつのスピンオフドラマが企画されており、そのひとつはゴッサム・シティおよびゴッサム市警を題材とした作品で、もうひとつはヴィランのペンギンをメインキャラクターとしたドラマだ。これまでペンギンはダニー・デヴィートやロビン・ロード・テイラーによって演じられてきたが、『ザ・バットマン』ではコリン・ファレルが担当しており、スピンオフドラマでも続投する見込みだ。
The Toronto Sunのインタビューにてマット・リーヴス監督は、『ザ・バットマン』におけるコリン・ファレルの変貌ぶりとその演技について、「彼は本当に素晴らしくて、主役を食うような脇役でした」と絶賛している。同作の撮影をしていく中で監督は、「もしかしたらファレルのキャラクターをシリーズ化できるかもしれないと思ったのです」といい、HBO Maxに企画を持ち込み、実現する形となったのだという。
マット・リーヴス監督は続けて、「アーカム(・アサイラム)につながるシリーズも別でやることになりました」とさらなる企画の存在を明かしている。“アーカム・アサイラム”とは、『バットマン』シリーズのヴィランたちが収容されている精神病院だ。
原作コミックだけでなく、さまざまな映像化作品にも登場している場所で、『バットマン アーカム・アサイラム』というゲームではタイトルのとおりアーカム・アサイラムを舞台にした物語が展開された。リーヴス監督が進めている企画では、一体どんな物語が繰り広げられることになるのか。ジョーカーやハーレイ・クインなどの登場にも期待したい。
映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は、2022年3月11日より日本公開。
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Source:The Toronto Sun