マイケル・キートン&サミュエル・L・ジャクソン、新作アクションで暗殺者役 ─ 『007 カジノ・ロワイヤル』監督、『イコライザー』脚本家が手がける

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)のマイケル・キートン、『アベンジャーズ』シリーズや『ミスター・ガラス』(2019)などのサミュエル・L・ジャクソンというハリウッド屈指の“曲者俳優”が、新作アクションスリラー『ジ・アセット(原題:The Asset)』でともに暗殺者役として共演する。米Deadlineが報じた。
暗殺者の男女3人をめぐるサスペンスが描かれる本作のポイントは、『007 ゴールデンアイ』(1995)『007 カジノ・ロワイヤル』(2004)を手がけたアクション映画の名匠マーティン・キャンベル監督と、『イコライザー』シリーズの脚本家リチャード・ウェンクがタッグを組むところにもある。スタイリッシュで渋い、大人のアクション映画が誕生することになりそうだ。
物語の主人公は、世界最高の暗殺者であるレンブラントとアンナ。ともにベトナムの地で謎めいた過去を持つ2人は、長年にわたり、最高の仕事を求めて世界各国で争ってきた。ところが、アンナの師匠であるムーディが殺害されたことから、レンブラントとアンナは不安定な同盟関係を組むことになる。2人はムーディを殺害した人物を追って、因縁のベトナムへ戻るのだ。
主人公のひとり、アンナ役を演じるのは『ダイ・ハード4.0』(2007)や『ダイバージェント』シリーズ、ドラマ「NIKITA / ニキータ」(2010-2013)のマギー・Q。キートンがレンブラント役、ジャクソンが殺害されるムーディ役を演じるという。それにしても、物語の冒頭から殺害されるサミュエル・L・ジャクソン、何かあるに違いないと思ってしまうのは勘繰りすぎというものか。
プロデューサーを務めるのは、『ラッシュアワー』シリーズや『ザ・フォーリナー/復讐者』(2017、日2019)のアーサー・サルキシアン、『ワイルド・ストーム』(2018)のモシュ・ディアマント、『スカイライン-奪還-』(2017)のロバート・ヴァン・ノーデン。製作総指揮には『エクスペンダブルズ』シリーズのアヴィ・ラーナー&トレヴァー・ショートらが名を連ねた。
映画『ジ・アセット(原題:The Asset)』は、イギリス・ロンドン、ルーマニア・ブカレスト、ベトナム・ダナンの3都市にて、2020年1月8日より撮影予定。
Source: Deadline