『アバター』続編、鬼隊長クオリッチがナヴィの姿に? ─ 初画像が公開、「彼はブチギレている」と続投俳優

ジェームズ・キャメロン監督が新たに手がける超大作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』に、前作『アバター』(2009)から再登場するスティーヴン・ラングとシガニー・ウィーバーが演じるキャラクターの詳細が判明した。
『アバター』でラングとウィーバーが演じたのは、それぞれナヴィ族を追い詰めたクオリッチ大佐と、アバター計画を率いた宇宙生物学者のグレイス・オーガスティン博士。両キャラクターとも、前作の展開から再登場しないと思われていた。
英Empireでは、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』でのクオリッチ大佐の初画像が公開されている。ナヴィ族を排除し、パンドラ侵略を指揮したRDA社のあの鬼隊長、なんとナヴィの姿になっているではないか。
EXCLUSIVE IMAGE ALERT 🚨
In #Avatar: The Way Of Water, Stephen Lang’s Quaritch is ‘bigger, bluer, and pissed off,’ he tells Empire.
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— Empire Magazine (@empiremagazine) July 3, 2022
ここから、クオリッチがナヴィ側に寝返った可能性も考えられるが、そうではないらしい。『ドント・ブリーズ』シリーズの盲目老人役でもおなじみのラングによると、クオリッチは「彼はより大きく、より青く、そしてブチギレている」というのだ。容姿の特徴については、画像からも分かる。
前作でクオリッチは、最後はネイティリの放った矢に倒れていたが、どうやら完全には息絶えていなかったようだ。以前ラングは、クオリッチの再登場について「キャラクターには劇的に成長した領域が見られる」と話していた。今回、ラングは「2本のナヴィの矢を胸に打ち込まれたら、何らかの影響も出てしまいます」とクオリッチのナヴィ転身に関する意味深な発言を残しており、さらに「彼はしなやかで、 そのナヴィと同じようにずる賢く、野蛮的に動くことができる」とキャラクターの現在地を予告している。ちなみに、RDA社でクオリッチが就いていた大佐の地位は、アードモアという女性軍人が継いでいるという。
また、前作でキーポジションを担ったグレイス役のシガニー・ウィーバーの役どころも判明。ウィーバーについては全くの別役となることが明かされていたが、その通り続編では「ジェイクとネイティリの養子である10代のナヴィの少女」を演じることになるという。名前は「キリ(Kiri)」。キリとの繋がりについて、長身のウィーバーは「私は11歳の時から身長が180センチほどありました。彼女もその年頃で、違和感を感じるだろうなと思います」と語っている。「彼女は自分という存在を探し求めている。ジム(ジェームズ・キャメロン監督)に、そのようなチャレンジを与えていただいて、ワクワクしました」。ウィーバーが子ども役を演じるのには、こうした背景があったようだ。
ちなみにEmpireでは、ケイト・ウィンスレット扮するキャラクターの初画像も公開されたばかり。ウィンスレットは、衛星パンドラの先住民メトケイナ(Metkayina)族のローネル(Ronal)というキャラクターを演じる。
Source: Empire