『アバター』続編、アクション撮影写真が公開 ─ 地球人のパンドラ再侵略を示唆か

巨匠ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』(2009)続編シリーズから、新たな撮影現場写真が到着した。度々現場から情報を発信するプロデューサーのジョン・ランドーが、自身のInstagramを更新している。
2020年3月中旬に新型コロナウイルスの影響により中断されていた続編シリーズの撮影は、6月中旬よりニュージーランドにて再開されている。再始動から早3ヶ月、どうやらアクション・シーンの撮影も進められているようだ。
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公開された2枚組の写真に移る眼帯姿の人物は、セカンドユニット・ディレクターを務めるギャレット・ワーレン。前作でスタント・コーディネーターを務めた人物で、写真内では「撮影前の注意事項をスタントマンに伝えている」という。
注目すべきは、スタントマンが被るヘルメットに記された「Sec-Ops」という文字。これは、アバター計画を主導するRDA社保有の傭兵部隊の名称だ。前作で、マイルズ・クオリッチ大佐(スティーブン・ラング)が率いる同部隊は、衛星パンドラ侵略の最前線でナヴィ族らと戦った。
他方、下の写真には「Sec-Ops」所属の人間かどうかは不明だが、武装した兵士たちが銃を撃ち放つ姿が捉えられている。パンドラでの最終決戦を彷彿とさせる場面だが、果たしてこの銃口は誰に対して向けられているのだろうか。もしかすると、パンドラを退去したはずの地球人の再侵略が仄めかされているのかもしれない…?
続編シリーズでは、故郷を追い出されてしまい、パンドラの違う地域を旅することになるサリーやナヴィ族が描かれることになる。舞台は陸地だけに留まらず、「水上や水辺、水中」になるといい、ランドーは続編シリーズで新たに登場するRDA社の潜水艦を以前SNSで披露していた。
出演者には、サム・ワーシントンやゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラングらが続投。新たに『タイタニック』(1997)でキャメロン監督とタッグを組んだケイト・ウィンスレット、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルらが加わる。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2022年12月16日に、第3作が2024年12月20日に、第4作が2026年12月18日に、第5作が2028年12月22日に米国公開予定。