『アバター』続編、2020年分の撮影が終了 ─ 巨大軍事ボートも登場

巨匠ジェームズ・キャメロン監督による『アバター』(2009)続編シリーズの撮影が、2020年分に予定されていた分を終了したことがわかった。プロデューサーのジョン・ランドーが自身のSNSにて報告している。
2020年3月中旬、コロナ禍の影響で中断されていた続編シリーズの撮影は、6月中旬よりニュージーランドで再開。以降、ソーシャル・ディスタンシングの安全規約に則って順調に進められていた。
撮影現場の様子を度々伝えてきたランドーは、自身のInstagramに2枚の写真を添えて、2020年分の撮影が終了したことを明かしている。ランドーによれば、1枚は重量16トンにも及ぶ“マタドール”と名付けられた軍事ボート(闘牛における“主役”の闘牛士の意)、もう1枚はメルセデス・ベンツ社の車にロシア製の撮影機材が設置された写真だという。
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続編シリーズは前作と打って変わって、舞台が陸地だけでなく「水上や水辺、水中」になることが判明済み。これまでにランドーがSNSで投稿した写真は、カニ型の潜水艇などの新たな乗り物や、ケイト・ウィンスレットやシガニー・ウィーバーが水中撮影に挑む姿など、“水”に関連したものが多くを占めている。今回投稿された軍事ボートの写真からは、水上あるいは水中での戦いが続編シリーズで繰り広げられることを予感させられるだろう。
なお、2020年内の撮影は終了したということだが、現時点での進捗や2021年突入後の再開時期については明かされていない。続報を待ちたいところだ。
出演者には、サム・ワーシントンやゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラングらが続投。新たに『タイタニック』(1997)でキャメロン監督とタッグを組んだケイト・ウィンスレット、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼルらが加わる。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2022年12月16日に、第3作が2024年12月20日に、第4作が2026年12月18日に、第5作が2028年12月22日に米国公開予定。