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『アバター:WoW』のオーディションを受けたがワケがわからなかった米コメディアン「正体不明の俳優たちが周りでアクロバットしてた」

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)は劇中の壮大な世界観と同じく、そのオーディションも現実離れしたものであったらしい。このオーディションに参加したが落選した、コメディアンでポッドキャスターでもあるマーク・マロンもその一人。マロンはPodcast番組「Happy Sad Confused」にて自分が参加したオーディションの裏側を明かしている。

マロンはパンドラの海洋生物学者イアン・ガーヴィン役のオーディションを受けていたが、最終的にはジェマイン・クレメントがその役を演じた。「『アバター』のオーディションはどうだったのですか?ジェームズ・キャメロンに会ったんですか?」と番組ホストから訊かれると、開口一番「あれはとんでもなかったですよ。何で私はあの仕事をしたかったんだろう?」と振り返るマロン。今となってはなぜオーディションに参加したのか、自分でも分からない様子だ。

「『アバター』シリーズを4作品作るという想定だったようですが、私は1作目すら覚えていない!それにどんな意味があるのかも知りません。ジェームズ・キャメロンは自分のロング・ビーチ・スタジオに街を作り上げ、そこではみんながアクロバットをしたり、飛んだりしているんです。シルク・ド・ソレイユみたいにね。」

マロンいわく、台本の写真を撮ることは禁止されており、スタジオの滞在中は携帯電話を取り上げられてしまったそうだ。

1作目さえ覚えていないのであれば、ストーリーの概要さえ分からなかったのかもしれない。いざ舞台に立たされ、カメラが回ってきても、「命綱も着けられていない状態だし、キャラクターのこともよく分かりませんでした。正体不明の俳優たちが自分の周りでアクロバットしている以外、何が起きているか分かりませんでしたよ」と全く要領が掴めなかったようだ。結果、マロンはオーディションには合格せず、役を手に入れることはできなかったが、そこに後悔はないようだ。

「合格しなくて助かりましたよ。家から離れたくなかったし。エージェントから『おそらく4年間ニュージーランドに行くことになりますよ』と言われたけど、そんな長期間、ばかげていますよ。私を起用しなかったのでキャメロンからは箱入りの葉巻が送られてきましたよ、それはよかったですね。」

自分の代わりに役を射止めたジェマインについて、「どの程度劇中に出ていたんですか?」と逆質問するマロン。やはり完成した『ウェイ・オブ・ウォーター』は鑑賞していないようである。

Source:Happy Sad Confused

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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