『アバター:WoW』興収、『スパイダーマン:NWH』超え間近

ジェームズ・キャメロン監督の渾身作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の全世界興収が、間もなく『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の記録を超える見込みだ。
本記事時点で『ウェイ・オブ・ウォーター』の全世界累計興行収入は19億120万ドル。『ノー・ウェイ・ホーム』の同記録19億669万ドルに肉薄した。
歴代ランキングでは現在7位。『ノー・ウェイ・ホーム』の記録を抜いて6位に駆け上がろうとしている。
ポイントは、累計興収における米国と海外の構成比だ。『ウェイ・オブ・ウォーター』は現在、ちょうど国内・海外構成が3:7となっているが、『ノー・ウェイ・ホーム』はおよそ4:6。『ウェイ・オブ・ウォーター』では、中国が海外興収の実に約1割を稼ぎ出しているが、同国で『ノー・ウェイ・ホーム』は公開されなかったという背景もある。なお中国では1月22日に春節を迎えるにあたり動員数増加が見込まれるが、同時に強力なローカルタイトルも公開される予定だ。
『ウェイ・オブ・ウォーター』は公開5週目を終えながらも、米国では興収ランキング1位をキープ。ひとまずの損益分岐点もクリアし、続編も製作される見込みだ。
▼ 『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の記事
Source:Deadline