『アバター』続編、映像を観て「泣いてしまった」とネイティリ役のゾーイ・サルダナ ─ キャメロン監督も「泣き虫」

ジェームズ・キャメロン監督による映画『アバター』待望のシリーズ続編が2022年12月に公開を控えている。謎だらけの本作だが、出演者のゾーイ・サルダナは20分間の映像を鑑賞したという。その感想はというと……?
『アバター』の続編シリーズは2022年の第2作を皮切りに、2028年の第5作まで隔年公開が予定されている。続編は、主人公のジェイク(サム・ワーシントン)とサルダナが演じるネイティリ、2人の間に誕生した子どもたちに焦点を当てた家族の物語になると言われている。
最新のインタビューに応じたサルダナは、2021年末に編集中の映像を鑑賞する機会に恵まれたと明かしており、その感想をこう語っている。「20分間の映像を観ましたが、言葉にならないほどでした。感動して泣いてしまいました」。
第1作からの続投組であるサルダナが涙した理由は本人のみぞ知るだが、12年前の記憶が蘇ったのかもしれないし、物語自体に感動したのかもしれない。あるいは、第2作が水上、水中、水辺などを舞台にしていると言われている為、キャメロン監督が作り出す映像美に感銘を受けての涙であるとも考えられそうだ。
なおサルダナによれば、キャメロン監督は続編に登場する水中シーンの為の撮影技術を完成させるのに「数年間を費やした」という。これは俳優が水中でモーションキャプチャーを行う作業で、その様子はこれまでたびたび報告されていた。出演者のケイト・ウィンスレットが水中で7分以上の息止め撮影を行ったことが話題にもなった。
ちなみに、前作を上回るほどの映像革命を起こすべく現在も懸命に作業にあたっているであろうキャメロン監督も、作業中に目頭を熱くしてしまう時もあるようで、サルダナいわく「彼もかなりの泣き虫」とのこと。サルダナは、「本当に繊細な心を持っていて、だからこそ彼は(作品を)大切に守っている。彼はご自身が作る物語を通してはけ口を見出すことができるんです」とキャメロン監督の思いを代弁した。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2022年12月16日に、第3作が2024年12月20日に、第4作が2026年12月18日に、第5作が2028年12月22日に米国公開予定。
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Source: Kevin McCarthy Twitter