『アバター』続編、水中シーンの現場写真が公開 ─ ジェームズ・キャメロンの姿も

巨匠ジェームズ・キャメロン監督が手がける『アバター』(2009)続編映画の水中シーンの撮影風景を捉えた写真が、『アバター』米公式Twitterアカウントより新たに公開された。
From the set of the sequels: @JimCameron directing the actors before they dive underwater for performance capture.
Fun fact: That layer of white on the water’s surface is comprised of floating balls that prevent lights from interfering with filming underwater. pic.twitter.com/dOBwS6qOXF
— Avatar (@officialavatar) 2020年5月6日
この度の2枚の写真には、水中でのパフォーマンスキャプチャー撮影の様子と俳優たちに指示を出すキャメロン監督の姿が映し出されている。投稿に添えられた文章で示されているように、水面で確認できる白い浮遊物は、撮影の際に光が水中に入射するのを防ぐための浮き球だという。2020年4月29日(米国時間)には、続編への復帰が決定しているシガニー・ウィーバー、ジョエル・デヴィッド・ムーアらの撮影現場写真が投稿されていた。
第1作『アバター』(2009)は、3D映画人気の火付け役となり、世界的大ヒットを記録。2019年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』に記録を塗り替えられるまで、世界興収の歴代記録を約10年間保持していた。続編シリーズは第2作~第5作までの4作品を予定されており、キャメロン監督いわく、2019年末の時点で実写撮影の大部分は完了しているという。なお、この度の写真内で、撮影に挑んでいる人物がスクリーンに登場する俳優なのか、あるいはパフォーマンスキャプチャー俳優なのかは不明だ。
2021年に米国公開予定の『アバター2(仮題)』では、地球人ジェイクと先住民族ナヴィのネイティリ、そして2人が授かった子どもたちを中心に描かれることになるため、第1作から数年後の世界が舞台になるとされている。シガニーやジョエルのほか同作の出演者には、前作よりサム・ワーシントンやゾーイ・サルダナ、スティーブン・ラングらが続投。新キャストとして『タイタニック』(1997)でジェームズ監督とタッグを組んだケイト・ウィンスレット、『ワイルド・スピード』シリーズのヴィン・ディーゼル、ドラマ「ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア」(1999-2007)で知られるイーディ・ファルコ、「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」(2015-)のクリフ・カーティス、ドラマ「TABOO」(2017-)のウーナ・チャップリンらが起用されている。
映画『アバター』続編シリーズは、第2作が2021年12月17日に、第3作が2023年12月22日に、第4作が2025年12月19日に、第5作が2027年12月17日に米国公開予定。