『アベンジャーズ』第5作・第6作が製作決定 ─ 2025年春・秋に連続公開

マーベル・スタジオは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『アベンジャーズ』シリーズの第5作・第6作を2025年春・秋に連続公開することを決定した。2022年7月23日(米国時間)、サンディエゴ・コミコンにて発表された。
第5作は原題『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題:Avengers: The Kang Dynasty)』として、2025年5月2日に米国公開予定。続く第6作は、原題『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題:Avengers: Secret Wars)』として2025年11月7日に米国公開予定だ。この2作をもって、MCUの「フェイズ6」が幕を閉じるという。
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Marvel Studios’ Avengers: The Kang Dynasty, in theaters May 2, 2025. #SDCC2022 pic.twitter.com/kCxeyYwgN5
— Marvel Studios (@MarvelStudios) July 24, 2022
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— Marvel Studios (@MarvelStudios) July 24, 2022
サブタイトルとなった『ザ・カーン・ダイナスティ』と『シークレット・ウォーズ』は、それぞれコミックの有名エピソードに由来するものだ。『ザ・カーン・ダイナスティ』とは日本語で「カーン王朝」の意。コミックでは30世紀から現れた征服者カーンとアベンジャーズの激闘が、2001年6月から2002年8月まで全16回にわたって描かれた。かたや『シークレット・ウォーズ』はアベンジャーズやファンタスティック・フォー、X-MENらが共演した大型クロスオーバー・シリーズだが、このタイトルには1984~1985年の『マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ』(ヴィレッジブックス)と、2015年の同名作品(こちらもヴィレッジブックスより邦訳版が刊行済み)がある。映画化がどちらをベースとしているのかがポイントだろう。
2022年の本記事時点で公開は3年後だが、逆に3年遡れば『アベンジャーズ/エンドゲーム』の公開年である2019年だ。そう考えると残り時間は意外と短い。監督・脚本を務めるのは誰なのか、そして新生アベンジャーズは誰の手で率いられることになるのか?