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『アベンジャーズ4』は「さらに面白く、さらに大スケールに」 ― 『インフィニティ・ウォー』脚本家が豪語

アベンジャーズ
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を経て、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)は10年間の締めくくりへと突入していく。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)に始まった「フェイズ3」は、今や全世界のファンが待望する、2019年公開『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』で終幕を迎えるのだ。

「決してMCUが終わるわけではありません。10年前に始まった物語に結論が出るんです」
マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がそう言い放つ第4作は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をしのぐ作品になるようだ。脚本家のクリストファー・マルクス&スティーブン・マクフィーリーが米The Hollywood Reporter誌にて語った。

「さらにおもしろく、さらに大スケールに」

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を執筆したクリストファー&スティーブンは、『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)以来、『キャプテン・アメリカ』3部作などの脚本を担当。本作では圧倒的な人数が登場する一大群像劇を、驚くべき手さばきでまとめあげた。マーベルからすれば手放したくない人材ではないかと思われるが、今後、二人がMCU作品を執筆する予定はあるのだろうか?

スティーブンは、「(もし『アベンジャーズ』第4作が最後になっても)僕たちは幸せですよ」と述べる。

スティーブン: だって『アベンジャーズ4』は、みなさんに観ていただいた作品(『インフィニティ・ウォー』)以上に面白いですから

クリストファー: さらに大スケールですしね

2018年4月時点で、『アベンジャーズ』第4作の内容はまったくわからない。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』でかくも秘密主義が徹底されてきた以上、第4作でも、再び内容がほとんど明かされないまま劇場公開を迎えるのは間違いないだろう。なにせケヴィン社長は、第4作の正式タイトルを発表する時期すら具体的に決めていないというのである……。しかし『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』よりスケールが大きくなるって、一体どういうことなの?

ちなみにクリストファー&スティーブンは、MCU作品を再び執筆することについて、「もし呼んでもらえるなら、いつかまたやりたいですね」と興味を示している。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国の映画館にて公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)米国公開予定だ。

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/

Sources: THR, UPROXX
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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