『アントマン&ワスプ:クアントマニア』ビル・マーレイの役柄が判明 ─ 米マーベルが正式発表

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で、『ゴーストバスターズ』などでおなじみの名優ビル・マーレイの演じている役どころが正式に判明した。
この記事には、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』のネタバレと捉えうる内容が含まれています。

マーベル・スタジオが発表した本国のプレスリリースによれば、マーレイが演じているのは、量子世界の中にある奇妙かつ贅沢なコミュニティ・アクシア(Axia)を統治するクライラー卿。高価な食事や珍しいカクテルをたしなみ、最高級の巨大なヨットに乗るなど、上流階級の生活を悪びれることなく楽しむ卑劣で自己中心的な男だという。
クライラーというキャラクターは、コミックの世界では1972年刊行の「インクレディブル・ハルク」#156にのみ登場。コミックの量子世界にあたるマイクロヴァースにある惑星・カイの傭兵で、古代の技術を駆使して戦うという設定だった。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』では、その名前だけを使用した新たな設定で登場するものとみられる。
以前から、マーレイの役柄が量子世界に関係していること、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダインの母親であるジャネットと深い関係にあることは認められていた。今回のプレスリリースにも、「彼(クライラー卿)とジャネットは古い知り合いのようだ。しかし詳細はわからず、ジャネットはわからないままにしておきたがっている」と記されている。その真実はきっと本編で明らかになることだろう。
映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』は、2023年2月17日(金)日米同時公開。
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Source: Disney/Marvel