『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編「できたらいいのに」とエミリー・ブラント ─ トム・クルーズに「戻ってきてほしい」

トム・クルーズ主演のSFアクション映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)で、統合防衛軍の兵士リタ・ヴラタスキ役を演じたエミリー・ブラントが続編の可能性について言及した。
本作は、桜坂洋による同名ライトノベルの映画化。謎の侵略者・ギタイの攻撃により、人類が滅亡寸前にまで追い込まれた近未来の地球を舞台に、軍の広報担当から戦場へ送り込まれたケイジ少佐(トム・クルーズ)は、侵略者との戦いで死亡するとその前日に戻るというタイムループから抜け出せなくなる。ケイジは何度も戦死しては蘇り、また出撃してゆく……。
ポッドキャスト番組「Happy Sad Confused」にて、ブラントは『オール・ユー・ニード・イズ・キル』について「続編が出来たらいいのに」とコメント。「脚本を読みましたか?」との質問に「イエス」と答え、現在の心境を語った。
「ダグ(・リーマン監督)からそっと脚本を渡されたんです。続編を実現させたいと思っていますが、いつ、どのようにするのかは分かりません。彼(トム)は、どれだけ『ミッション:インポッシブル』が必要なんでしょうか(笑)。ほかの作品にも戻ってきてほしいですね。臆病なヒーロー役の彼は最高だったし、素晴らしかったですから。私は準備が出来ているし、障害になるような物はなにもないですよ。」
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の続編は2017年の時点で脚本作業が進められていたが、なかなか実現していない。2021年1月にもリーマン監督が「ハードルは高い」と述べていたように、トム&エミリーが揃って参加できること、製作費の問題をクリアすることが必要なのだ。
トムは『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO(原題)』が待機中で、その後はR指定の新作映画も動いているという。また、宇宙で撮影するアクション映画の企画も控えており、こちらはリーマン監督が手がける予定。『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編が仮に実現するにせよ、当面先のこととなりそうだ。
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Source: Happy Sad Confused