『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編、鋭意進行中 ─ 「必死で脚本書いている」監督、極めて強い熱意語る

トム・クルーズ主演、エミリー・ブラント出演で日本のライトノベルを映画化した『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)の続編について吉報が入った。監督、キャストらは同続編について非常に強い意欲を絶やしておらず、かねてより障壁となったスケジュールの問題が解消。現在は脚本制作を突き詰めているという。
同続編は、ファンらの根強い支持によって企画が始動した待望作。2017年10月時点で既に脚本が存在し、トムとエミリーも非常に前向きな姿勢であること、残るはスケジュール調整の問題のみであることが判明していた。
前作に引き続きプロジェクトを牽引するダグ・リーマンはこの度、スケジュールの問題が片付き、残るはアウトプットを形にすべきのみであるとの現状を明かした。引き続き「現在、脚本を執筆中です」と明かしていることから、2017年10月に一度書き終えていた脚本をさらにブラッシュアップさせているものと推察される。
「もうスケジュールの問題はありません。今や、窓を開いて進むのみ。必死になって脚本を書いています。この続編は、脚本の仕上がりが良ければやる。スタジオにやれと言われて、上出来・不出来に関わらず作らされるものではありません。もしも実現したら、それは(出演の)エミリー・ブラントとトム・クルーズ、そして私が情熱を注いで漕ぎ着けたということでしょう。エミリーは今作に出る必要もないし、トムも必要ない。私だって別に作る必要なんてない。それでも、信念があれば作ってみせます。私たち三人とも、このストーリーを愛している。だからこそ、今必死になって脚本を書いているんです。」
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』続編の脚本は、『ミッション・インポッシブル6』クリストファー・マッカリー発案のもと、『栄光のランナー/1936ベルリン』(2016)のジョー・シュラップネル&アナ・ウォーターハウスが執筆にあたっていた。スケジュールの問題がクリアになったとのことから、制作陣のスケジュールを押さえられたと見られる。
とはいえ、ダグ・リーマン監督は現在デイジー・リドリーとトム・ホランドの二大若手スターを携えた『カオス・ウォーキング』制作の真っ只中。この度の情報を伝えたColliderは、撮影については早くとも2018年末または2019年前半に着手できるのではないかと考えている。一方で主演のトム・クルーズは現在『ミッション・インポッシブル6』の撮影中。続いて2019年7月全米公開予定の『トップガン:マーベリック』撮影に突入する。死んで、生きて、繰り返す続編の物語は、もう数年先の実現となりそうだ。
Source:http://collider.com/edge-of-tomorrow-2-status-doug-liman/#tom-cruise-emily-blunt