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『ベイビー・ドライバー』続編、脚本の初稿が完成 ─ エドガー・ライト監督が認める

ベイビー・ドライバー
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痺れるカーチェイス、アガる音楽、緊張感あふれるアクション、そして胸を打つラブロマンス。

『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!-』(2007)や『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(2010)などのエドガー・ライト監督によるカーアクション映画の新たな金字塔、『ベイビー・ドライバー』(2017)の続編企画が順調に進行しているようだ。

Empireにライト監督が語ったところによると、「すでに『ベイビー・ドライバー2』の脚本初稿は存在する」とのこと。「物語をさらに先へ進める」内容で、新たなキャラクターも多数登場することが明かされている。

ライト監督とソニー・ピクチャーズは、『ベイビー・ドライバー』の劇場公開当時から続編の製作に前向きだった。2017年6月時点で監督は「あの世界でやれることがまだある」「また作るならアイデアがある」と述べており、その後も折に触れて続編の可能性を示唆し続けてきたのである。前作公開から約1年半が経過した今、いよいよ具体的な構想を固めつつあるわけだ。

ただし『ベイビー・ドライバー』続編の企画が存在する一方で、ライト監督はポップ&ロックバンド「スパークス」のドキュメンタリー映画(タイトル不明)を手がけているほか、2019年内にも別の新作映画の撮影に着手する見込み。したがって『ベイビー・ドライバー』続編の撮影に入れるのは、早くとも2020年後半以降になるものとみられる。

『ベイビー・ドライバー』は、音楽を聴き続けることで天才的なドライビング・テクニックを発揮する”逃がし屋”ベイビーと周囲の人々を描いたカーチェイス・アクション。『ダイバージェント』シリーズなどのアンセル・エルゴート、実写版『シンデレラ』(2015)や『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』(2017)のリリー・ジェームズ、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)のジェイミー・フォックスらが出演した。

映画『ベイビー・ドライバー』続編の撮影・公開時期は不明。前作『ベイビー・ドライバー』Blu-ray&DVDは発売中。

Source: Empire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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