『ラ・ラ・ランド』監督とエマ・ストーンの再タッグ作にブラッド・ピットが参戦、初期ハリウッド描く新作映画

アカデミー監督賞と主演女優賞に輝いた『ラ・ラ・ランド』(2017)のデイミアン・チャゼル監督とエマ・ストーンが再タッグだ。1920年代のハリウッドを描く最新作『バビロン(原題:Babylon)』が製作されると、米Deadlineなどが伝えている。
制作費は推定8,000万ドルから1億ドル。チャゼル史上最大規模とされる本作には、ブラッド・ピットも出演するという。エマやブラッドの他にも、第一級の役者が集結する予定だ。
あらすじの詳細は不明だが、サイレント映画からトーキー映画へ移り変わる頃のハリウッドを舞台に、史実とフィクションを織り交ぜたドラマ劇となるという。ブラッド・ピット出演とあり、1969年のハリウッドにフィクションを織り交ぜる『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』を彷彿とさせられる。
プロデューサーとして、チャゼルの妻でもあるオリビア・ハミルトン、『フィフス・ウェイブ』(2016)マシュー・プルーフ、『ラ・ラ・ランド』(2017)も手がけた大御所マーク・プラット、そしてサム・ライミ版『スパイダーマン』3部作でお馴染みのトビー・マグワイアも加わっている。
デイミアン・チャゼルは現在、Netflix配信のドラマシリーズ「The Eddy(原題)」を製作中。こちらは『ラ・ラ・ランド』に引き続いてジャズをテーマにした作品で、あらゆる文化が入り乱れる現代のパリが舞台のミュージカル・ドラマ。また、米アップル社のために詳細不明のシリーズ製作にも携わっている。