『ラ・ラ・ランド』デイミアン・チャゼル監督最新作『バビロン』2021年12月米公開 ─ エマ・ストーン&ブラッド・ピットが出演交渉中、豪華キャスト登場予定

『セッション』(2014)『ラ・ラ・ランド』(2017)のデイミアン・チャゼル監督による最新作『バビロン(原題:Babylon)』が、2021年12月25日に米国公開されることがわかった。米Deadline、Varietyなど複数のメディアが報じている。
『バビロン』でチャゼル監督が描くのは、1920年代、サイレント映画からトーキー映画へ移り変わる頃のハリウッド。史実とフィクションを織り交ぜたR指定のオリジナル作品で、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、そしてブラッド・ピットが出演交渉中と報じられている(両者の出演契約はいまだ結ばれていないという)。2019年7月に第一報が伝えられており、このたび米パラマウント・ピクチャーズが世界配給権を獲得。『ラ・ラ・ランド』のライオンズゲートと権利を争ったという。
既報によると、本作の製作費は推定8,000万ドルから1億ドル。チャゼル監督史上最大規模となる本作には、ストーン&ピットと共演する出演者にもオールスターキャストが検討されているとのこと。プロデューサーにはチャゼルの妻オリビア・ハミルトン、『フィフス・ウェイブ』(2016)マシュー・プルーフ、『ラ・ラ・ランド』(2017)も手がけた大御所マーク・プラット、そして俳優トビー・マグワイアが参加している。
なお、パラマウントは本作『バビロン』を2021年12月25日に米国で限定公開したのち、翌2022年1月7日に全米拡大公開する方針。いまや作品がアカデミー賞の常連となっているチャゼル監督の最新作、しかも豪華キャストの共演が見込まれるとあって、パラマウントはアカデミー賞をはじめとする賞レースにも期待をかけているようだ。