「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」米予告編、「マンダロリアン」とのつながりも

『スター・ウォーズ』の新たなるアニメシリーズ「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」より、予告編映像が米公開となった。特に「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」を観ていたファンにとっては、新たなお楽しみだ。
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」は、「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」(2008-2020)シーズン7にて初登場した、異端で並外れた能力を誇るメンバーから成る不良分隊(バッド・バッチ)と呼ばれるエリート部隊“クローン・フォース99”を描く作品。本作ではクローン戦争終結の直後、急速に変化する銀河系を舞台に、不良分隊が新たな目的を見つけることに苦労しながらも、大胆な傭兵任務に挑む姿が描かれる。
映像では、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)や『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)に登場した帝国軍のターキン提督や、クローンを製造したカミーノアンの姿が見られる。バッド・バッチと呼ばれるエリート部隊“クローン・フォース99”のメンバーであるハンター、テク、エコー、レッカー、クロスヘアらが紹介され、激しいアクションを展開。中でもリーダー格のハンターは、シルヴェスター・スタローンのランボーを思わせる風格だ。
中盤で顔を隠して銃を構える女性キャラクターが映るが、彼女は「マンダロリアン」に登場したフェネック・シャンドだ。実写版ではミンナ・ウェンが演じていた。製作にはデイヴ・フィローニも加わっているから、「マンダロリアン」とのリンクも見られるかもしれない。
さらに、終盤で「クローン戦争は終わった(The Clone Wars have ended)」と話しているのは、「クローン・ウォーズ」にも登場したソウ・ゲレラ。クローン戦争中はオンダロン内戦で活躍し、終戦後は抵抗勢力パルチザンを率いてゲリラ兵となった。その様子は『ローグ・ワン』でも描かれている。
製作総指揮は「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」「マンダロリアン」(2019-)などのデイヴ・フィローニほか、「スター・ウォーズ レジスタンス」(2018-2020)のアシーナ・ポルティーヨ、ジェニファー・コーベット、「スター・ウォーズ 反乱者たち」(2014-2018)のブラッド・ラウなどが就任している。ラウは監修、コーベットは脚本家も兼任する。
Star Wars: @TheBadBatch, an Original Series, arrives May the 4th on @DisneyPlus. #TheBadBatch pic.twitter.com/DpON4WGZYq
— Star Wars (@starwars) March 30, 2021
「クローン・ウォーズ」と地続きの物語や映像が楽しめそうだ。「マンダロリアン」『ローグ・ワン』や『新たなる希望』へのつながりも期待できるかもしれない。
「スター・ウォーズ:バッド・バッチ(原題:Star Wars:The Bad Batch)」は、2021年5月4日よりDisney+(ディズニープラス)で配信。日本でも同日配信となることが発表されている。