『バッドボーイズ』第4作は「今も進行中」 ─ ウィル・スミス平手打ち後の進捗、米ソニー会長が言及

第94回アカデミー賞授賞式でウィル・スミスがクリス・ロックをビンタした騒動を受け、スミスが関わる予定だった一部新プロジェクトの保留が伝えられたが、『バッドボーイズ』シリーズ第4作はいずれ実現する可能性があるようだ。
2022年4月にはビンタ騒動の余波により、『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)に続く『バッドボーイズ4(仮題)』の製作が一時中断となる見込みだと報じられていた。そんななか、米Deadlineのインタビューに応じた米ソニー・ピクチャーズのトム・ロスマン会長が、「ウィル・スミスのビンタ騒動後、『バッドボーイズ4』に急ブレーキがかかったとの報道がありましたが……」と話題を振られ、こう返答している。
「いいえ、その報道は正しくありません。あの映画はずっと開発中で、今も進行中です。車が発進していなかったので、かけるブレーキはありませんでした。あれは非常に残念な出来事で、私はコメントする立場ではないと思います。ウィル・スミスとは旧知の仲で、彼が良い人だと知っているということ以外は。あの出来事は、とても善良な人が世界の目の前で非常に悪い立場になってしまった例であり、私は彼の謝罪と後悔が真摯であることも、許しと贖罪も信じています。」
ロスマン会長はスミスを擁護しているが、実際に第4作がどれほど前進しているのかは不明。既報では、スミスが続編の脚本を受け取ったばかりだったと伝えられていた。
なお『バッドボーイズ4』の他には、Netflix製作によるスミス主演の新作映画『Fast and Loose(原題)』の製作が一時中断されたことも報じられている。こちらについては、プロジェクトの復活・進捗状況は届いてない。
Source:Deadline