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クリスチャン・ベール、銃乱射事件以来『ダークナイト ライジング』を観られないと吐露

by Asim Bharwani https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%BC%E3%83%AB#/media/File:Christian_Bale_2009.jpg remix by ORIVERcinema

『ダークナイト』3部作でブルース・ウェイン/バットマンを演じたクリスチャン・ベールが、2012年の『ダークナイト ライジング』上映中に起きた銃乱射事件以降、同作を観ていないと明かした。2017年12月25日配信のMTVのポッドキャスト番組Happy Sad Confusedに登場したクリスチャン・ベールは、2012年当時の出来事をこう振り返っている。

「とても悲しいことに、オーロラでの悲劇があったので、以降その映画(『ダークナイト ライジング』)を観れなくなってしまったんです。そのことを考えることなしに、席に座って観るということができない。いつか観られたらいいなと思いますけどね。」

米コロラド州オーロラでの銃乱射事件とは2012年7月20日、『ダークナイト ライジング』プレミア上映中に起こった。ガスマスクや防弾チョッキ、銃で武装した犯人がショッピングモール内にある映画館に乱入し、劇中の銃撃シーンに合わせて銃を乱射。計12人が死亡、50人以上が負傷するという痛ましい事件となった。犯人は自らを「ジョーカー」と名乗り、しかも犯行は『ダークナイト ライジング』公開初日。自身が主演した映画に関わる凶悪事件に、クリスチャン・ベールが心を痛めたことは想像に難くない。

この事件以降、世界中で映画館の警備は強化され、日本でも『ダークナイト ライジング』にまつわる来日イベントが中止された。また2012年9月に公開予定だった映画『L.A. ギャング ストーリー』は、劇場で短機関銃を乱射するというシーンが含まれていたため公開を延期。銃乱射シーンを削除、再撮影を経て翌2013年に公開された。

映画業界にも様々な影響を与えた事件だが、『ダークナイト ライジング』が、クリストファー・ノーラン版『バットマン』シリーズの最終章を彩るにふさわしい傑作であることは間違いない。心の傷が癒えた際には是非とも同作を最後まで見届けてくれることを願うばかりだ。

(文:まだい)

Source: https://screenrant.com/christian-bale-dark-knight-rises-aurora/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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