バレリーナたちが生き残りを賭けて戦うアクション・スリラーを『ブレット・トレイン』監督がプロデュース

『デッドプール2』 (2018)や『ブレット・トレイン』(2022)などの監督デヴィッド・リーチが製作を務めるアクションスリラー『Ballerina Overdrive(原題)』に、「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズのサーセイ役で知られるレナ・ヘディ、『ソルト 』(2010)のヤラ・シャヒディ、『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』(2018)のイザベラ・メルセード、『アリータ: バトル・エンジェル』(2019)のラナ・コンドル、『クワイエット・プレイス』シリーズのミリセント・シモンズ、『ザ・バブル』(2022)のアイリス・アパトーという多彩な女優陣が出演することが分かった。米Deadlineが報じている。
本作は、劇団所属のバレリーナたちがダンスコンペに向かう途中でバス故障のトラブルに見舞われ、人里離れた宿から脱出しようと試みるうちに、生き残りを賭けて戦うことになるというあらすじだ。メガホンを取るヴィッキー・ジューソンは人気ドラマシリーズ「ウィッチャー」の前日譚を描くスピンオフドラマ「ウィッチャー 血の起源」(2022)で監督を務めた注目株。脚本は女優として数々の作品に出演するほか、TVシリーズ「Afterlife(原題)」で監督業も務めるケイト・フロイントが担当し、リーチの製作会社87North Productionsよりケリー・マコーミック、アニー・マーターもプロデュースに加わる。撮影は2023年の4月以降にセルビアにて開始する予定だ。
リーチは新作スパイ・スリラー映画『Red Shirt(原題)』にてチャニング・テイタムとタッグを組むほか、ライアン・ゴズリング、エミリー・ブラントが出演する80年代ドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」のリメイク映画も予定されており、目下引っ張りだこ。製作を務めた『Mr.ノーバディ』(2021)も同様に続編計画が進行中で、『バイオレント・ナイト』(2022)も早くも続編が決定しており絶好調だ。
これまで壮絶かつバイオレントなアクション映画を数多送り出してきた87North Productions。エレガントなイメージのあるバレリーナたちも、一筋縄ではいかないサバイバル模様を繰り広げてくれることだろう。
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Source:Deadline