『バービー』日本版予告編&ポスターが公開 ─ ピンクでカラフル、細部まで眺めたいキュートな世界観

あのバービー人形を実写化する映画『バービー』より、日本版予告編映像とポスターが届けられた。
毎日が晴天で毎日が夏、ピンクに彩られ、すべてが完璧で夢のような毎日が続く世界、バービーランド。いつもハッピーでおしゃれが大好きな人気者のバービー(マーゴット・ロビー)は、ピュアなボーイフレンド?のケン(ライアン・ゴズリング)や仲間たちに囲まれ、連日パーティー、ドライブ、サーフィンを繰り広げる人生最高の日々を送っていたが、ある日彼女の身体に異変が。空は飛べなくなり、シャワーからは冷たい水。バービーの代名詞である”バービー・フィート(ハイヒールを履くようにかかとを上げた状態)”も床にべったりというアンハッピーな事態に困惑したバービーは、その原因を探るため、世界の秘密を知る変わり者のバービー(ケイト・マッキノン)の導きで、ケンと共に人間世界へと旅立っていく。
たどり着いたロサンゼルスの街では、なんといきなり警察に連行。子供たちから「私たちバービー(ドール)は卒業した」という衝撃的な言葉を受けるとに打ちのめされ、さらにはバービードールを生み出した大手玩具メーカー・マテル社の社長(ウィル・フェレル)からも追われ、FBIをも巻き込んだ大騒動に。
完璧とは程遠い、困難だらけの人間世界で知った、驚くべき世界の秘密とは。そして彼女が人々との交流の中で下した、最後の選択とは。ピンクを基調としたカラフルなセットや衣装、様々なキャラクターの姿を写した新たな場面写真も届けられた。
「おもちゃの世界のバービーはどのような動作をするのかを考え抜いた」と制作スタッフが語るように、その作り込まれた世界観が見どころ。グレタ・ガーウィグ監督のこだわりから、CGだけでなく実際に大量のピンクの塗料を使用しため、劇中で使ったメーカーのピンク塗料が全世界的に品薄になったことも。新たに登場した場面写真では、そんな大量のピンクに彩られたバービーランドの街並みや、カラフルな衣装に身を包んだバービーとケン、他のケン(シム・リウ)やバービーたち、そして人間世界で子供たちと対面したテンガロンハット姿のバービーなど、どれも細部までじっくり眺めたくなるカラフルキュートなワンシーンが写し出されている。
スタイリッシュなファッションと明るいキャラクターで、多くの女性を虜にしてきたバービーを演じるのは、『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』のマーゴット・ロビー。ケンを演じるのは、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー主演男優賞にノミネートされた、ライアン・ゴズリング。監督は『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグだ。

映画『バービー』は2023年8月11日、日本公開。