マーゴット・ロビー主演『バービー』実写版にライアン・ゴズリングが出演交渉中

世界的人気を誇るおなじみのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー主演・製作で実写映画化する『バービー(原題:Barbie)』に、『ラ・ラ・ランド』(2016)『ブレードランナー 2049』(2017)のライアン・ゴズリングが出演する方針であることがわかった。米Deadlineが報じている。
バービーといえば、1959年の登場以来、60年以上にわたって世界中の子どもたちに愛される長寿商品。報道によると、ライアンが演じるのは、バービーのボーイフレンドであるケン役。当初、ライアンはスケジュールの都合により出演を辞退したが、本作のプリプロダクション(撮影前準備)が長引いたこと、製作のワーナー・ブラザースがライアンの起用にこだわったこと、ライアンのスケジュールが空いたことが重なり、出演の可能性が開けたという。現在、ライアンは出演交渉の最終段階にある。
主人公のバービー役は『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)などのマーゴット・ロビー。監督・脚本は『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2019)のグレタ・ガーウィグ、共同脚本は『マリッジ・ストーリー』(2019)監督のノア・バームバックが務める。
プロデューサー陣にはマーゴットのほか、『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)のトム・アッカーリー&ジョジー・マクナマラ、『ハリー・ポッター』『パディントン』シリーズのデヴィッド・ハイマンら。なお、ハイマンは『マリッジ・ストーリー』でバームバックともタッグを組んでいる。さて、「バービーの実写映画化」という企画からは想像もつかないような顔ぶれによって、一体どんな作品が生まれるのか。
今回の報道によると、本作はスタジオからまもなく製作のゴーサインが出る模様。2022年初頭にも撮影が始まる見込みで、2023年の劇場公開を目指す。