『バービー』新予告編、マーゴット・ロビーのバービーが現実世界に ─ AQUA「愛しのバービー・ガール」も

あのバービー人形を実写化する映画『バービー』より、バービー役のマーゴット・ロビー、ケン役のライアン・ゴズリングの魅力が炸裂する新予告編が届けられた。バービーたちが現実世界にやってくるというストーリーも徐々に明らかになってきている。監督は『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされたグレタ・ガーウィグ。

毎日が晴天で毎日が夏、ピンクに彩られ、すべてが完璧な夢のような世界バービーランド。いつもハッピーでおしゃれが大好きな人気者のバービー(マーゴット・ロビー)はピュアなボーイフレンド?のケン(ライアン・ゴズリング)とともに今夜もクールな音楽にのせてダンスパーティーに繰り出していく。バービーランドの住人達は昨日も今日も明日も、毎日が人生最高の日なのだ。
そんな完璧な毎日がずっと続くと思っていたバービーの身体にある日異変が起こる。空は飛べなくなり、シャワーからは冷たい水。バービーの代名詞である”バービー・フィート(ハイヒールを履くようにかかとを上げた状態)”も床にべったりというアンハッピーな出来事。一体どうしたらいいのかわからないバービーは、世界の秘密を知る変わり者のバービー(ケイト・マッキノン)の導きで、自分の持ち主を見つけるために、ケンとともに人間世界へと旅立っていくが……。

たどり着いたロサンゼルスの街でバービーとケンは人間たちから好奇の目にさらされ、いきなり警察に連行。顔写真を撮影され指紋まで取られた挙げ句、子供たちからの「私たち バービー(ドール)は卒業したの」という衝撃的な一言にうちのめされ、完璧な“バービーランド”との大きなギャップに衝撃を受けてしまう。さらにはバービードールを生み出した大手玩具メーカー・マテル社の重役(ウィル・フェレル)から追われ、FBIをも巻き込んだ大逃走劇に発展していき……。
「人間の命は永遠じゃないけど、可能性は無限なの」バービーたちはそんな完璧とは程遠い、困難だらけの人間世界での人々との交流の中で、今まで知る由もなかった世界の真実に直面しながらも、大切なこととは何なのかを見つけていく。
前回の予告に増してドラマを感じさせる人間世界の描写がふんだんに盛り込まれている一方、冒頭から映像を盛り上げる“バービー達”と“ケン達”のダンスシーンもパワーアップ。バービーとケンがゴキゲンに歌いながらドールの世界観そのままに砂漠や海、雪山を越えて人間世界へ向かう場面。そして2分39秒の予告の中だけで15種類にもおよぶ様々な衣装を身にまとったマーゴットなど、ビジュアル的にも大幅にパワーアップした。さらに予告編のラストでは、起用を見送ったと伝えられていたAQUAの楽曲「愛しのバービー・ガール」も耳にできる。
映画『バービー』は2023年8月11日公開。