DC映画『バットガール』にバットマン登場の可能性、監督が示唆

DCコミックス原作の新作映画『バットガール(原題:Batgirl)』に、バットマン/ブルース・ウェインが登場するかもしれない。監督のアディル・エル・アルビとビラル・ファラーが気になる発言をしている。
米HBO Maxにて企画が進行している本作は、ゴッサム・シティの市警本部長ジェームズ・ゴードンの娘バーバラ・ゴードンの活躍に焦点を当てる単独映画。主演には、『イン・ザ・ハイツ』(2021)でニーナ役を演じたレスリー・グレースが起用されている。
まだまだ謎だらけの本作だが、ベルギーの現地メディアVrt Newsの取材に応じたアディルとビラルが、1つの重要情報を明かしている。オランダ語の取材内容を英語に起こした米CBRによれば、監督2人は、本作にバットマンが登場することを認めたというのだ。
DCコミックスで現在進行中の新作には、登場を控える3人のバットマンがいる。2022年春公開予定の『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のロバート・パティンソン版、そして同年11月公開予定の『ザ・フラッシュ(原題:The Flash)』に登場するマイケル・キートン版とベン・アフレック版だ。
『バットガール』に登場するバットマンについて、アディルとビラルは「『バットマン』のバットマンです」とヒントを残しているが、笑いながら答えているということもあって、真意は掴めない。もっとも、その答えを探る手がかりが無いわけではなく、『バットガール』には、『ジャスティス・リーグ』(2017)でジェームズ・ゴードンを演じたJ・K・シモンズが出演交渉中にあると伝えられている。
シモンズが演じたゴードンは、ベン・アフレック版バットマンと同じ世界線のキャラクターだ。そうなると『バットガール』に登場するのはアフレック版なのだろうか。いずれのバットマンにしてもカメオ程度で姿を見せるかもしれないし、新たな俳優が演じる新バットマンの可能性だってある。とにかく、今のところは続報を待つしかなさそうだ。